作家買いです。ヒロインは可愛いけどちょっとやらかし系、でも有能です。ヒーローは優しくユーモアがあって、我慢強く誠実。理想的なカップル！お互いの凸凹が丁度良くはまっています。ヒロイン元婚約者は呆れるのを通り越して笑ってしまうレベル。悪人はいなくもないけど、HQなのでスッキリ解決。読後感も爽やかで良かったです。

ちょっとおまけで☆+2。ナニーの男性の分です。彼がいなかったら多分この二人勘違いしたまま、また別れてしまいそうだったので。それ位大事な役割の人。絵柄はゴージャス、感情の振り幅は苛烈、ヒーローは強引で傲慢。絵柄と内容は合ってますが、ちょっと疲れました。他の方も仰ってますが、ヒーローがふとした瞬間に気付く場面はリアルで良かったです。

幽霊役の男性が個人的に好みで借りました。ちょっとしたサスペンス要素と、ちょっとしたファンタジー要素の間にロマンスがあります。最初のページでオチは推測出来てしまいますが、それでも物語のテンポの良さと見やすい作画で楽しく読めました。

ヒーローが終始ヒーロー。不憫なのに拗らせておらず、傲慢でもなければ強引でもなく、思慮深く善良で堅実。町の人達も皆良い人で、悪人は実のところ登場人物としてはたった一人です。ヒーローやヒロインが町を離れていた間、色んな人が色んな思いを抱えていたのも判って、ヒロインを救いながらヒーローも救われていくのが良かったです。

作家買いですが…うーん…ヒロインがヒーローに心惹かれる理由が判らない…見た目は良くてお金もあるけどヒロイン以外の女の趣味は最悪、デリカシーもなく視野が狭いヒーロー。ヒロインはドMかな？ヒロインとヒーロー娘に☆3つ。おまけ漫画を読んで2013年が懐かしくなりました。ハートはサバイバー。

作家買い。拗らせに拗らせちゃったヒーローが、ヒロインの事を勘違いしたまま別れ、勘違いしたまま再会し、勘違いしたまま結婚を強要、そして勘違いしたまま手放そうとし、ヒロイン父がそれを後押ししてしまった話。どちらもヒロインの事を心から愛していたからこその行動なのだけども、ヒロイン良くこれで心折れなかったなぁ…ヒロインの覚悟は格好良かったですが、ヒーローの脅し(？)は感情が判っていると小学生男子の駄々捏ねみたいでいっそ微笑ましかったです。

作家買いです。何が珍しいって、この作品、ヒロインは最後まで痩せません。ふっくらぽっちゃり癒し系のまま、最初から最後までふくふくです。でもそこが可愛い。ヒーローはベティ・ニールズ作品ではお馴染みの言葉足らずの朴念仁系。告白をすっ飛ばして結婚を考えてしまうオランダ人医師。痩せて大変身の作品が圧倒的に多いHQでは非常に珍しい展開ですが、今作は寧ろそこが魅力です。見た感じヒーロー、何度かヒロインを抱えてますが重くなさそうですしｗ

作家買い＆シリーズ買い。「恋人はどちら？」がお兄さんのお話で、今作のちょっと前のお話ですが、「恋人〜」を先に読むと、そちらでは優しかった人達が皆ヒロインを目の敵にしているので、かなり辛いです。勿論事情があってその事情も読み進めていくと理解出来る訳ですが、事情があるとは言え落差がまた辛い。物語全体の振り幅が大きいので、読後はちょっと疲れてしまうかも。今作ヒーローの想いは「恋人〜」でも語られるので、出来れば是非そちらも併せて。

作家買いです。最初こそ、えええ熊目の前にして大声出して背を向けて逃げるのー!?…と思いましたが、読んでいく内に気にならなくなりました。きっと馴れ合いはしなくとも協定は結ばれていたのかな、と。若気の至りって誰しもあるなぁと思いつつ、ヒロインの表情がくるくる変わるのが可愛くて楽しくて。後ヒーロー…変態…げふん。

大事な仕事を、それこそずっと皆で頑張ってきたものが成し遂げられるかも知れないその時に、お互いの夢が大切だからと二人して放り投げるのはどうしても許せませんでした。いくら最後に祝福するとしたって、一緒に頑張ってきたスタッフ達の、これまでの努力は？登場人物達が舞台装置程度の役割しかないのも残念。ライバルの子、必要？