あんこさんのレビューリスト　

良き！過去の2人の関係も明らかになりつつ、現代の2人の今後も楽しみで2度楽しめる！

他投稿を見ると小説が原作ですかね。。まずまずですが、お話の起承転結のバランスが特徴的です。なので三者三様の評価になるのかと思います。"起"や"承"の弱々しさから読み進める手を止める人。"転"への登り具合の前者との落差で引き込まれる人。私は最後まで読みましたが、"結"のもやもや感が払拭できません(笑)。初っ端のわくわく感で読者を引き込む流れではないので、話のスタイルが漫画向けではないと思います。普段から小説も読む人なら面白いのかな？と憶測

一言で言えば死が転がってる作品ですが、これはアナザーストーリーというか、サイドストーリーというか。本作品の3巻を読んだあと、現在Rentaにはないですが、同作者の「剣の王国」を読んだ方が理解が深まります。（無料で読める部分で充分。）そこに彼らの背景があります。より楽しめると思うので良ければ。

エッセイですからね。作者が大好きな彼女さんに向けてのラブレターです。その目線で見れば楽しいです。他人の恋愛ごとほど暇を謳歌できる良い材料になります。個人的には作者さんはボキャ豊富でして、言い回しが所々難しい部分があります。そんな時は絵の表情から読み取るんですが、ひたすら彼女は可愛く、作者はコミカルに描かれているので把握しづらいなと思ったのは正直な気持ちです。何回か読み直せば、作者と彼女らの雰囲気も理解し言葉の中の伝えたい想いを捉えれると思いますが、ラブレターに満足したので私は48時間券です。御馳走様です。

サブカル系の小説を漫画で表した感じです。なので、本人らの気持ちを可愛い絵柄の表情や心の発言から読み取らないと理解できないと思います。ただ、それが分かりにくい。なぜなら彼女達はほぼ無言と意味ありげの笑顔でしか表現しないから。あと、読み手のターゲットがないから人気がでず、2巻で終わるんだなぁと思ってしまいます。これは漫画家さんなので仕方ないし魅力でもあります。それを生かすのは出版社や担当者であり、テコ入れや舵をきり商業物へ修正すべきかと。。そうすれば、人気がでるかと。もっと作者は深く内容を掘り出し、サブカル系漫画として昇華できると思います。今後に期待させて貰いたい作品なので星3つ。

少女達の心情を、決して上手くはない。。むしろ拙い言葉で紡いで行く姿に少女からの成長を垣間見ることが出来ます。登場人物の言葉は多くなく、読者である自分が思考を巡らすことに喜びを感じました。元々この作者さんの絵柄というか、情景の表し方が優しくて好きなので、新刊が出ても直ぐに買わず、楽しみにとっておいたぐらいです。人を魅せる物語を作る彼女ら自身も人を魅せる物語を紡いでいるオススメの作品になります。

この作者の作品を色々読んだことがあるが、やはりこの人は、心の中のカタチに成らない空洞を貫いてくる。身体が徐々に血の気が引き、頭だけ目まぐるしく活動してしまうんです。題名は主人公に対し、関わりある全ての人々から発せられる言葉です。この一言で内容は分かるようなモノです。作者を好きな人にとっては期待を裏切らない内容だと思います。

漫画を読み終わった時、性のマイノリティーについて網羅されていることに感心させられました。同時に最近多く見かけるLGBTのまるで参考書のようだと、感じました。彼らの心中は、自分の正直でありたい本心。と、世の中の普通だと言われてるルール。この2つの違いにどう付き合っていくか。が見て取れます。主人公の年代を現在として、未来(年上)や現在に入る前段階(年下)の答えもしくは葛藤が読み取れて、視野が広がりました。LGBTについては、沢山の媒体がありますが、まずはこの参考書(←)を読むことをオススメします。他では見られない奥底の気持ちが凄く分かり易く載っています。ぜひ。

キャラクターに個性があり、面白いです。ストーリーも既存キャラが成長するように上手く順を追ってありますし、新キャラも織り交ぜながら話が進んでいくので飽きずに楽しめます。なんで巷で有名じゃないのか不思議なぐらいです。ぜひ色んな方に読んで貰いたいです。

1〜5巻はおすすめです。ギャグや日常の”ほんわかした絵柄”と試合時の”張り詰めた筆感”にギャップがあり凄い良いです！しかし、巻が進むにつれ徐々にその落差が無くなり、期待を込めて6巻.7巻まで読みましたが、今更ながらここで断念。絵柄が変わったと言うか、作者さんの腕が上達するにつれ、最初とのカテゴリが変わった印象です。例えるならスポ魂漫画に変わっています。初期のシーン毎のギャップが好きだったため私は星3にさせて頂きました。