ビシュヌさんのレビューリスト　

なんか良かった。ホント空想の世界なのに登場する人達の思考はリアル。真今くんもリアル。ラストも良かったな〜。読者に丸投げのラストに似て非なるもの。良い意味で想像します。

48時間を100円。100円の気楽さもあり楽しめました。店側の薀蓄話などもなく、重くも軽くもない良い塩梅のエピソードで読みやすいです。絵も特別上手いとも思いませんが、朝ご飯に対する過剰な描写もなく描かれている人たちの気持ちと同調できる感じです。

シロウの赤ちゃん言葉みたいなのがダメでした。読んでて疲れるし鬱陶しい。途中で止めようかと思ったり。個人差あるからなんとも言えないけれど、3歳ならもう少し喋れる設定か寡黙ならば良かったなー。内気とかは良いんですが。薬草の事になるとスラッとパキパキ話すからギャップを際立たせたかったのかもしれませんが。一巻のみの感想ですが。シロウの言葉に気を取られ、薬売りの設定にも良さが感じられなかった。

ラストの著者さんのエピソードで爆笑。生理現象は話題に事欠かないとはいえ笑。読み返しすかは微妙なのでレンタルで充分かな。でも男女間のいろいろも楽しかったですよ。お友達のM子さんエピソードは笑っていいの？？笑うしかないかて感じです。

3巻は静子があまりに出来すぎて面白くないですね。苦労譚なのにあまりにスムーズに進むので試行錯誤の結果という流れが見えない。48時間レンタルがなかったら読まないかな〜

最近、斎さんの訃報を聞きました。著者である小林薫さんのtwitterでのツィートで。霊に関係なく、大切な言葉を斎シリーズで読みました。著者さんとの相性も良かったであろうと思います。まだ斎シリーズも続けられるようですので楽しみです。天界があるのなら、少しお休みしてまたこちらの世界でお会いできますよう。

本編途中、4巻くらかでハニーローズをよみました。これ読んでなかったら本編の何ともいえない世界を読むのやめてたかもしれません。ネタバレ的要素は確かに多いです。それでも本編では描くことが難しいかもしれない結末が救いです。なので本編も継続して読んでおります。

1巻と分冊で2巻途中まで。思ってたよりシリアスな展開も多いです。平成の人間との関わりはコミカルではあるんですが。何人もタイムスリップしてきてるようなので、原因とかも含めて最後まで描けると良いですね。史実に絡めているので好きな人も多いでしょう。コミカル展開が好きな人には期待とは違う作品かも。内面の「孤独」が切なくもあります。

たまに読む作家さん。自分に置き換えれる部分がないので逆に楽しい。姉妹がいないし、兄妹して子供いないので姪っ子もいない。なので姉妹や姪っ子がいる世界が見てみたいと思います。勢いで引き取るとかの展開はよくあるパターンですが、頑張って2人で生きて行こう！！みたいのとは違うので良いです。槙生と亡き姉との関係がなんか凄そうですね。二人の目線でお互いを見てるのが描かれています。1巻では特に大きな出来事は起きてないとはいえ、二人の生活が今までとは激変してる事を思うと暫くはこんな感じがいいかな。日常系がすきなので特に。食生活も描かれて良いですね。

ラストの漫画家自身のエピソードが良かったです。中々言いにくいことだけど、確かにモラルの問題ですよね。「ラッパー先生」も。こんな塾の先生いいですね。