twinkleさんのレビューリスト　

タイムスリップもの。古代エジプトと言うところがかつて読んだ有名マンガを想像させたのでポチったけど、全然違いました〜。残念ながら主役カップルが好みではなく、ちょっと納得いかない方向に進んで残念でした。でも作家さんファンの方は、歴史舞台が変わって面白いかも。

たくましい美丈夫と元気な受けが好きな方なら大好物かも。私的にはあまり主役カップルのキャラが好みではなかったし、ストーリーが予測通り過ぎてそんなに楽しめなかったのが残念。この作家さんのは何作か読んだけれど、ちょっと私とは相性が悪いみたいです。でもファンの方にはすごく楽しめるのでは。最後の側室のどんでん返しが意外で良かったので星4つにしました。

久しぶりの続編だ〜と狂喜!! 中編3編だけど、まるで長編を読んだかのような充実感です。 寝る前に読み始めたらハラハラドキドキでやめられなくなるので注意しましょう。 相変わらずの若々しい美貌で、途中奴隷商人につかまって年を尋ねられ、33と答えるのに「嘘をつくな」と言われ結局帳簿に「23」と書かれてしまうところは笑ってしまった。デスとのやり取りも楽しく、前編で家族になった人たちとデスとの交流も心温まります。また新たな登場人物たちも魅力的。続編があるようですごく嬉しい!　今回は前作から2年目だったけど、もっと速いペースで出てくれないかな〜。とりあえず、また1作目から読み直して楽しみます。

完全版が出ているので今はそちらの方がいいかも。感情の流れに時折「?」となる部分があるものの、最後をどう納めるのか気になって先を読ませる作品。ラストは大団円で良かったです。

「紅狐の初恋草子」が大好きなので、この世界観もすんなり没入。おしゃれな一反木綿と「ハウス!」に従う空中金魚に笑えます。キャラのたった脇役もたくさん出てきて楽しい。今回勝手に期待していた妖のもふもふ感がちょっと足りないのと変態さんがいなくて寂しいので☆一つ減らしましたが、この世界観のシリーズをぜひ続けて欲しいです。

大好きなシリーズ。今回はアラスカの神々しいまでの自然描写が素晴らしかった〜!! 温暖化危機がさりげなく語られ、脳内にお気に入りテレビ番組のワイルドラ〇フを見ているような場面が展開します。ただ、カップル二人のキャラが自分のタイプではないので、今までみたいな萌えは少なかったかな。でも、おっとりした優しい大男と野性的な美しい俺様(でも無自覚ではデレてる魔性)がお好きな方には萌えポイントが沢山あるかも。また、これまで出てきたカップルたちが沢山出てくるのが楽しく、途中の巻でちょっと頑固者に描かれていたランスが今回は頼れるいい男に戻っていて安心しました。一番のお気に入りのマットとローマンの出番が多いのも良かったです。ストーリー自体は、これからの展開を感じさせるような終わり方なのでちょっと物足らないけれど、今後この巻の問題が解決した場面が出てくると、きっと全く違う評価になるのだろうな。次巻を期待して待っています!

美しく孤高な主神官エテルの氷のような心を、健気な守護獣クロが溶かしていくストーリー。初めはエテルに抱かれるほど小さかったクロが、表紙のように大きくなっても子狼時代の(心持ちの)愛らしさを失わずに健気に尽くすところが良いです。エテルに従うムキムキの親衛隊達の仲間内の体育会系じゃれ合いも楽しい。ただ、なんだかもうちょっと物語の盛り上がりとか、もふもふとかムキムキ描写がちょっとずつ物足らなかった。いつものように、この後沢山出る同人で、そのあたりの補足していくのでしょうか。楽しみに待ちたいと思っています。

かわいい、かわいい、とにかく可愛い。アニクとちびーずもですが、ヴィハーン、シシイ、義父の親ばか爺ばかぶりも可愛いのです。同人が電子になって欲しいと願っていたので、多少お高いのだけど読めて満足! この勢いで「アニクと運命のつがい」も電子にして欲しい。そして本編は完結しちゃったけど、アニク編でまたシリーズ再開してほしいなぁ。

ストーリーは王道だけど、細かい部分が実に好み! 後半の危機も迫力あって面白かった〜。暴虐の竜王なのにミカの言動に一喜一憂するシュリは可愛いし、天使と言われるミカは嫌味なく純粋培養で微笑ましい。2人のかみ合わない会話も面白かった。尊大なシュリシュマの物言い、大好きです。なにより無理強いないイチャイチャが実にうぶうぶしくって楽しい。よくエチになると急にエロオヤジ化する攻めがいて、私は気持ち悪くて斜め読みしてしまうのだけれど、このお話は楽しみながらじっくり読めてしかもほのぼので爽やかでした〜。イラストも素晴らしい〜!! この作家さんの「金狼王の最愛オメガ」も楽しくて癒される大好きな作品だったので、自作も期待しています!

ファンタジーだけど、世界観は戦後の設定で結構シビアです。死にネタ苦手な人は要注意だけど、死んじゃう時には納得の死なので、2度もある割には重くなりすぎずに読んで行けます。でも、お互いに想いあい、あきらめない賢明な努力が実り、最後はハピエンなのでご安心を。2回目の死の後でリュカの怒涛の回想の後の決心がぐっときます。生まれ変わりが良くある運命や偶発物ではなく、錬金術による必然的なのがみそ。そして、生まれ変わっても完全になり代わりではなく、自分の個性と知性を持っているのが面白い。魅力的な脇役たちも素敵です。個人的には賢いロバのヨーゼフが好きだったなぁ〜。