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ゴホンユビさんのレビューリスト 

原色宝石図鑑
2023-01-22
評価点
5
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
この作品好きです。とにかく狐野さんが素敵です。宝石にはあまり縁がない暮らしですが、作中のお客さんたちと一緒に夢を見させてもらいました。
パラノイア
2022-10-04
評価点
4
Renta!で購入済み
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よくできたサイコホラーです。インタビュー形式で作中人物の言動が明らかになっていきますが、最初の小さな違和感がだんだんゾクゾクする感触になっていき、最後は確信に変わるという構成も見事です。作品の発表当時の風俗(ファッションなど)や価値観(女性は23歳を過ぎたら売れ残り←ひどい性差別です)も描かれ、興味深いです。そんな中、仕事を持ち、主体的に生きている女性たちも描かれているのが、池田理代子先生らしいなと思いました。
夏の前日
2022-10-04
評価点
5
Renta!で購入済み
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若い芸術家とそれを見守る年上の女性の出会いと逢瀬がなんとも魅力的です。たとえいっとき両想いになっても、気持ちはひとつのところに留まることなく関係性は変わってゆく...巻を重ねるごとに、ひとを好きになること、惹かれることの切なさ、苦しさが十二分に描かれます。相手を大事にするということは、相手を自由にするということなのでしょう。上質の映画を観たような読後感がありました。
半神
2022-09-30
評価点
5
Renta!で購入済み
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「古典」と評された方がいましたが、賛同します! 時を超えてもなお心揺さぶられる作品群です。SF好きな方におすすめです。
あなたのための私
2021-12-09
評価点
4
Renta!で購入済み
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表紙のヒイロくんと目が合ってしまい、購入しました。絵柄もかわいらしくコミカルな部分もあって読みやすいのですが、なかなかどうして人の心の機微が丁寧に描かれています。映画のように余韻の残るラストも、私は好きでした。読後感もよく、ちょっと疲れているときでも楽しめる作品です。
囀る鳥は羽ばたかない
2021-11-08
評価点
3
Renta!で購入済み
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これまで性的に虐げられてきた・性的なトラウマのある不器用な二人が裏社会で出会う(ある意味)純愛モノ。好きな人にはたまらない世界観かと思います。ただ正直、私は暴力的な性愛シーンはあまり受け入れられず…でした。
家族八景
2021-10-19
評価点
5
Renta!で購入済み
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清原なつのさん、かつて『ぶ〜け』で読んでいました。最初、異色のコラボだなと思いましたが、確か清原さんはSFに造詣が深い方なのですよね。清原さんの軽やかな絵柄とストーリー運びが毒々しさのある原作を活かしています。清原さんの作品には「性」を扱ったものも多く、相性がよかったのかもしれないです。じわじわくる面白さです。
にこたま
2021-09-28
評価点
5
Renta!で購入済み
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何度読んでも発見があり、好きな作品です。 リアルでこのような出来事が同棲カップルに起こったら修羅場ですが、そこは登場人物たちの心の動きを丁寧に追って読ませてくれます。個人的には、登場する男性たちがいわゆる「男らしく」ないところがいいなと思いました。各回のタイトルが食べ物や料理名になっており、いろいろな食べ物がストーリーに絡みます。「誰かと暮らす・誰かと過ごす」って、「一緒に食べる」ことだなあとつくづく感じます。 読後感は爽やかで、「社会から期待される役割や、世間で良しとされる価値観に沿わなくても大丈夫」「自分の心地いい幸せを探して、選んでいっていい」、そんな気持ちにさせてくれます。
残酷な神が支配する
2021-09-26
評価点
5
Renta!で購入済み
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萩尾望都さんの、人のこころの問題への探究心が生み出した傑作です!登場人物は皆トラウマティックな出来事による心の傷を抱えており、それらの傷にどう向き合うか、回復とは何か、理解者・伴走者の存在がいかに大きいかなど、深く考えさせられます。ジェルミやイアンとともに、いつ終わるともしれない迷宮に読者も紛れ込んでしまいますが、明るい兆しの見えるラストに、ひとまずほっとしました。
花井沢町公民館便り
2021-09-25
評価点
3
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
ヤマシタトモコさんは日常にある不穏な感じを表現するのが上手いです。スティーブン・キングに類似した設定があるようで、また読み比べてみたいと思っています。