hoyahoyaさんのレビューリスト　

ここには、かっこいい男はいない。情け無くて、臆病な男達。でも、ひどく可愛らしく、魅力的で、切ない。設定はあり得なくても、感情の行き来にリアルを感じます。しみじみ。ほっこり。

設定に無理がありすぎて、感情移入できませんでした。

1、2巻は物語の世界観に魅せられて、面白かったんですが、3巻がしんどくなってきました。青の王がなんであんなに冷たいのかねー。そりゃカッコいいけど。赤の王の人柄の良さに癒されます。ヒソクにもちょっとイライラしてくる感じです。伏線の回収で、このもやもやが解消されることに期待します。

最高に面白い。タブーを軽々と超えていくエロスとギャグセンスが秀逸。バアルが人間体、悪魔体、本体と、姿を変えても、不思議と混乱しないのは、よしのへの眼差しが一緒だから？バアルの小言が大好き。

なんというか、綺麗過ぎて萌えませんでした。設定も、いろいろ面白いとは思うけど、二人の微妙な機微が無いかな。

かなりしんどい内容だけど、怖いもの見たさで、読んでしまう。綺麗な世界ではないですね。横溝正史とか江戸川乱歩の世界観でしょうか。

この作家さんの作品の中では、あまり萌えなかったかな。なんか、ごちゃごちゃしすぎて、途中から読むのが辛くなってしまいました。

単純に楽しめました。ジェマルの溺愛ぶりが可愛すぎて。深読みすると、レオナールを通して、自分の生い立ちへの思慕を募らせていたのかなと思います。ストーリーが浅いという意見もありますが、確かにもっと深い内容を見たかったかな。

ちょっとご都合主義な内容もありますが、受が健気で可愛いです。女子っぽくないのに、絡みの時はメロメロになってるのがたまらないですね。

主人公2人以外のキャラクターがあまり魅力的ではなく、むしろ見た目が醜悪な感じで、読んでいてしんどい。2人の絡みだけなら、楽しめて読めるのにね。