苺やんさんのレビューリスト　

一言、作品の中で『好みじゃなかと』が１番好きです。２巻は別話もなくてなお良し！！Hはサクッとだけど、それでも十分面白かったです。博多弁最高！

なんだかサラ〜っと読めてしまい、夫婦の営みも途中で飽きてしまい…今作品に限らずですが、続編は当たり外れが大きすぎる。

酷評ですが、初読みの作者さんでただ単に私の好みに合わなかっただけなので参考程度に。話の殆どが先生が自分の気持ちと向き合うプロセスでずっとナヨナヨイジイジ…気合いで読み終わりましたが、途中で飽きた。北見の過去の話も酷いんだろうけど私的にはふぅ〜んって感じで終わり(貶められる原因に良くある話で)、高校時代とのギャップも違和感しか湧かず(高校時代が良い子すぎ)、先生が35歳にしては幼く、最後に体を合わせるシーンでは特に子供っぽくてダメでした。脇キャラもかませ役の水系女や女子高生も中途半端で皆いい人で終わってるし。時間をかけて書かれたそうですが、ヤミ金部分のダークさが無く、逆に無理やり起承転結を入れた感が否めません。

２巻楽しみにしてたのに！！！あれだけページ数あるのに今回はレンドルフ編がない！！！ぶっちゃけレンドルフ編目的だったのに…『黒曜の〜』で結末はどうなったかは分かってたけど、サクッと解決してたから詳細読めたら良いか〜と読み進めましたが、今回もまさかのハルカが気絶中に解決(笑)！なんじゃそりゃって感じです。ハルカなりに頑張ってたし、アホっぽい行動の原因も分かり、そこまでハルカは嫌いじゃないけど、終わりがあまりに呆気なく都合良過ぎて面白くなかった…このシリーズはレンドルフ編で締め括りになるのかな？(いつ出るか分からないけど)ちなみに1巻のあとがきに２巻ではハルカが攻め以外に酷くヤられちゃう…的な表現がありましたが、『特別な交流』中のそこはハルカ視点でこんなことされました〜的に書かれてて、神蛇も1巻の方がしつこく、攻め以外との絡み(無理矢理)が好きではない私でも許容範囲でしたが、そういうのもOK な人にはいまいちだと思います。兎に角物足りないの一言です！

ビジネスタイムも面白かったですが、こちらの方が私は好きでした。ビジネスタイムの大倉も出てて良い味出してます(笑)シリーズ物ですが単体でも面白いですし、ビジネスタイム未読なら読んでみたいと思うと思います。いろんな愛情で溢れてる男×男のメンズラブです。

作者さんの初期の作品らしく、もう少し掘り下げたら…と思う場面が幾つかあり、攻めの独りよがり感も強く私も攻めにイラつきました。…が、続きが気になり下巻もついつい読んでしまう作品でした。でも読み返しはないかな…

月村サンの作品は幾つか読みましたが、今回で確信しました！月村サンは私には甘すぎる(笑)練の同姓を好きになった葛藤は分かりますが、客観的にも喬介の気持ちは垂れ流し気味なのにグジグジと女子並に悩み、罪悪感、嫌悪感から女装に結び付くのも…ダメでした。モブ役は出てこず(喬介には矢崎がそうかもしれませんが)サクッとくっつきサラーっと読み終わりました(笑)もし矢崎の話を書かれるならそちらの方が面白そうな気がします。

はぁぁ…良かったです((涙))この作品は旧作も読みました。後書きにも書かれてますが、プロになる前に書かれた作品なので、確かに恋愛ありきで話が進むしヤクザ物としては登場人物も少ないし、他の作品と比べてヤクザ感も薄いです。痛い(エグい)場面もサラッと書かれてて、絶版の初期作感を感じて欲しいとあえてほとんど改稿されてないので賛否は分かれると思います。内容は恋愛メインで湊&加持、武井&義兄の話に湊、武井、志郎(この二人は湊の世話役)目線の話が追加になってました。湊は愛されないなら憎まれてでも加持に覚えていて貰いたい…と言う愛し方しか出来ずに、加持に忘れられないために悲しい偶然の事故を自分が仕組んだかのように加持に伝えます。加持は湊を憎みながらも湊に惹かれ、戸惑い自分に自信がなくウジウジしてますが、誤解が解けた後半からは生まれ変わったかのように逞しくなります。私はメインカプより武井さんの悲しいながらも優しい愛情に溢れた恋に号泣してしまいました。初恋よりも最後の恋を覚えていたい…武井さんの男気堪りません！一番好きな登場人物です。

ネタバレデス！どうなるか楽しみに４巻まで読みました。絵は綺麗だし読みやすいけど、内容が軽いっ！ぶっちゃけスッカスカ！復讐はどうした？記憶違いだったとしてもナゼに？？？っていうぐらいの急展開でくっつきます！ここまでチケット12枚…他の人も書かれてますが、藤村ｻﾝ好きな私にとってもチケットの無駄遣いです。もう借りない…

ううん…この作者さんの特徴かもしれませんが、ちょっと時系列がバラバラです。サンプルは本編をかいつまんでまとめたのかと思いましたが、あのまま最後まで出来事が行ったり来たりします。ピヨはこれでもかと斜め上のボケをかましてるし、途中ちょっとホント無神経なアホな子のように感じました。先輩もピヨの何がそんなに良かったのか…また教授はそうくるかっ！とツッコミたくなるし、今作品はかなり賛否分かれる作品だと思います。ちょっと中途半端感が強いので。けど、私はこの作者さんの書く掛け合いが面白くてついつい笑ってしまうのでおまけの★3つ((笑))。