異世界物が多い中、主人公がヒモというおもしろい設定で楽しみに読んでいましたが、最近はその設定もどこかにいってしまい、他の異世界物との差別化も薄くなり、面白さがグッと減りました。新しい世界の文化に馴染むよう努力するところは、異世界主人公の設定としてもよくありますが、そんな中、ヒモにも関わらず一妻を求めるところも好きな設定だったのですが、それも崩れた最新話でのガッカリ感もあり、次巻からはもう購入しないと思います。

作中の局長の言葉に、海を初めて見た時の感動は、自分の小ささを実感する不思議な心地よさ、とありますが、果ての星通信を初めて読んだ感想が正に凝縮された言葉です。マイクロな日常の出来事から、マクロな宇宙の出来事まで、違和感なく語られています。壮大さに圧倒されるには宇宙は大きすぎ、とも作中に語られますが、想像力が無限に生かされる設定だからこそ逆に何でもありのようで、実は非常に難しい設定の話を一話一話飽きることなく、ページを捲るのがこれほど楽しみな漫画に久しぶりに出逢いました。

これほど主人公に魅力がない少女系漫画も久しぶりです。中華系ファンタジーも数あれど、転生もの漫画も数あれど、つまらない。他の方も買いているように低年齢対象にしているのか、そのために分かりやすいアホな主人公にしているのかなぁ。読み始めた漫画を途中で辞めることは滅多にありませんが、他のレビューを読んで最後まで主人公は変わらないようなので、やめました。こういう時はレビューあると助かります。

原のりこさんの作品らしい愛憎劇風なレディースコミックです。途中までは楽しめたのですが、最後に、ん？そっちとくっつくの？と拍子抜けしてしまいました、、、

作者さん買いです。この作者さんの作品は現代物もヒストリカルも基本的に好きです。今回も芯の通った美しい女性が主人公。借金のカタまたはストーカーから逃げるために結婚を選ぶのはハーレクインではよくありますが、今回は一味違う事が終盤に分かります。その部分だけはよくあるハーレクインとは異なりおもしろいな、と思わされました。

最近は話の間延び感が否めない。最初の頃は設定も上手く生かされて、次の話を読みたい、と思わされましたが、二人の関係が上手く行ってからは面白くない、とは言わないけれど、なんだかキュンと感じることもなくなり、惰性で次巻を買うようになりました。ここまで読んできましたが、もういいかな、、同じ作者さんの別のお話はまだ読んでいきたい思っています。

作者買いです。さちみ先生の作品は本当にハズレなし。現代物も、歴史物も読後に幸せな気持ちにしてくれるお話ばかりです。今回の作品も主人公はさちみ先生の著作によく出てくる、芯のしっかりしたヒロインでした。

作者さん買いです。荻丸先生の安定感あるハーレクインものがたり。ヒーローがヒロインを好きになる過程が少なく突然感あるエンディングですが、安心して読めます。

作者のファンで基本的には新作含め購入しています。が、今回の作品は途中の経過に対し終わり方があっさりすぎて違和感が非常に大きい印象です。ヒロインがどうしてヒーローをあっさりと許せるのか、、、言っている事はなるほど、とは思いますが、、、好きな作者なだけに読む前は楽しみにしていたので、残念です。

基本的には主人公乱の成長物語ですが、家族や友人、周りのキャラクターが魅力的な人物ばかりです。入江さんのお話は絶対的に悪い人というのは出てこないですが、乱と灰色に世界もしかり。それにしても日比君は小学生ながらオトコマエ！こんな小学生の男の子ホントにいるのかどうか、、、