まさかのBエンド。ホラーかつBエンドが好きな方以外はご注意を

やるせないうえに色々片付いてなく尻切れトンボな印象がありました。ページ数が足りなかったか…

なんというかヒロインのトラウマになった男性はあれでいいのか？というかヴァネッサほんとうにあんなんでいいのか！？とヒーローヒロインそっちのけで心配になるカップルが誕生しててあまり本筋に集中できませんでした…orz

ほんわかした絵柄に反してちょっとシリアスめな話が入ってます。全体的によくまとまっていて読みやすかったです。

赤ちゃん、ブラインドデート、牧場買収など…これだけ様々なHQ定番要素を一気に詰め込んでよくぞ一本にまとめたなという感想です。ヒロインがとにかく素敵。知的で母性に溢れ、でも常に警戒を解かずヒーローと距離を取ろうとします。対するヒーローはなんというか素直ですね、自分の望むままに悪戦苦闘しながらも動いて欲しいものは全部ゲットします（笑）大大団円な結末に満足しました。

捜査ものとして読むと面白かったです。この場合HQは彩りといったところでしょうか。私は推理物などで登場人物が増えて特にカタカナの名前が飛び交うと混乱してしまいますが、丁寧に読み進めばなかなか構成がよい作品だと思います。

少女マンガ…？レビュー読むまでタグに気付きませんでした。この際ジャンルはどうでもいいでしょう。重要なのはこの作品がとても面白いということです。笑い死ぬかと思い全部無期限に変えてコレクションしました。欠点は少しコマがごちゃっとして見辛いことと物語が中途半端に終わってしまっていることでしょうか。ああ、あと笑いの間隔が短すぎて終始テンション高く少し辛いですｗ

一度48時間で借りましたがやはり気になって期限切れた後に無期限で借り直しました（苦笑）。瀧川イヴ先生はやはりうまい。ひと夏の悲劇を中心にHQなのでヒロインとの恋愛話も絡めて三つのお話が進行していきますが、どれもテンポよく、各編のヒーローたちがそれぞれ過去の悲劇、後悔と向き合っていきます。ロマンティックなHQを読むのなら少し毛色が違いますが（どちらかというと青春群像っぽい？）、愛がスパイスとなっている、読みごたえある感動作でした。

文月先生は絵柄は古風ですが、構成はしっかりしているしコマ割りが細かいせいかページ数が少なくとも読みごたえは十分！主人公の性格はさまざまだけどどの子も可愛くて好きだし軽快なタッチでテンポよく進むお話が楽しくてたまりません。これでこのチケ数はコスパが良すぎます！

ストーリー中どこにも億万長者要素が見当たらず。HQ億万長者タグには異議ありｗヒーローヒロインの心の傷をお互いさらけ出し支え合おうというお話。PTSDは簡単には治るものではないので時間置いた設定はリアルですが、130ページの描写だと全体的にあっさり感じてしまいます。もう少し細かく演出が見れたらなあ…。絵はとてもきれいで見ごたえあり。