星は、3.9って所です。ストーリーはシリアスに少しずつ進んでいきます。文章も良く内容も良いと思いましたが、無駄な恋愛部分が多くて中々話が進まないのが勿体ないと思いました。主人公達と恋愛関係がない人物達の恋愛に、美少年と先生、気弱な後輩と幼馴染、寮長と親友、他は物語に関係あるので、あれですが、これらの人物が恋愛に発展するまでが描かれています。（最後まではいかない）あぁ勿体無い…匂わすだけでこの本の読者なら恋愛関係だと読み取るだろうに…スピンオフで楽しめるのに…話が中々進まないじゃあないか…と思いました。サービス精神が旺盛な先生のこの受賞投稿作にいい編集さんが付いてればなぁととても残念に思いました。あとは、手紙に全てを書きすぎていたので、主人公カプがもう少し真相まで自力で辿り着いてたら良かったなぁと思いました。主人公のアルは頭良い設定でしたし。スピンオフカプのシリーズまでをぎゅっと一冊にした、という感じの本作です。シリアス事件シリーズで楽しみたかったなぁ…

表題、最後に表題の数年後含めて全部で4つの話が入っています。全て不思議な力を持つ人が出てくるのですが、（話の中では魔女の血を引く者、魔女だけど男）うーん…自分には合わなかった。この作家さん好きなので買いましたが、これは失敗でした。48Hなくて高ったし…。個人的にですが、合わなくて正直面白くなかった。

設定的にはファンタジーなのだけど、キャラがどこにいでもいる日本のリーマン受けと一昔前のアメリカンギャング攻めっていうこの二人がリアル感があってとても良かったです。絵も綺麗で設定の割には入り込めました。もしかして続きますか？なぜタイムスリップしてきたのか謎のまま。

好きな作家さんです。受けの先輩が、ただのチャラ男なのかと思いきや、攻めからの快楽に弱かったり、好きになると健気で一途な所が可愛かったです。何気に先輩かわいいキャラでした。これはギャップにやられるのも納得。

好きな作家さんです。絵の美しさはもちろんでしたが、食物連鎖では強い（狼）攻めなのに、中身は真面目で一途な所と、弱い受（兎）がトラウマの過去を攻めに解かれて心を開いていく過程が良かったです。

ストリッパーの誘い受けと地味メガネ攻め。ストリッパーのお話なのでエロ中心かと思いきや、そうではなくキャラも純粋というか個性的で味があって良かったです。表紙の受けのお話と、同じストリップ小屋で働く別カップル（ロシアンハーフストリッパー攻めと舞踊家元出身の司会受け）が入っています。

騙されやすいダメンズ好きな受けと不憫スパダリ？攻め。可もなく不可もなく…。傷心で自殺まで考えた受けにしては、攻めに惚れる理由がチョロすぎるのと、攻めも今一受けに惚れた理由がわからなかったです。

これ、受動的で相手の行動待ちの受けを主人公にするより、最初から攻めを主人公にした方が面白かったと思いました。最初イライラしちゃって、のほほん主人公に全然題名と合ってない…って思いながら頑張って読み進めて、最後の方攻め目線に変わるんですけど、そこから最初を巻き返すくらいよかったです。

次作が面白そうだったので、作家検索でこちらの作品にたどり着きました。ゲイの自分（受）に一目惚れされたと知らずゲイサイトで攻め（ノンケ）に出会い、自分への恋愛相談にのる、というお話。展開はよめる（というか敢えてそういう展開なのだと思いますが）のですが、わかっていても二人のやりとりが面白いです。現実にはそんな偶然ないってって分かっていてもそこはBL。内容ごとに割り切って楽しめるならとても面白いと思います。ご都合主義が苦手な方は合わないかも。とても良い作家さんが現れたなと思っています。次回作も発行されているのでレンタさん仕入れてください！

この作家さん少し絵変わったような。この話は48hで十分だったなぁ。サクッと中身忘れると思う。ポイント無駄使いしてしまった。