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eerさんのレビューリスト 

トイ・ドール
2023-05-02
評価点
5
Renta!で購入済み
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話の雰囲気や人間像が好きでした。不安定な生活を送る夫婦、妻より夫は影が薄い感じ。夫は何人か物語に現れる暴力的な壮年男性とは対照的で、弱さと優しさの中にある人。周りの人に補われて生きていて、でも彼に周りの人間が救われている。妻は運命に振り回されている感じで、気の毒。でも強い人。
天幕のジャードゥーガル
2023-02-17
評価点
5
Renta!で購入済み
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二巻目で、好きな展開になってきたな、と思いました。
UNTITLED アンタイトルド
2022-09-21
評価点
5
Renta!で購入済み
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何冊か岡崎京子の作品を読んだなかで、これが一番好き。アンハッピーエンドな話が多い中で、少し救いを感じます。人生が紆余曲折し、そのとき重大だったことも流れ去り、自分は少し年をとり、会えなくなってしまった人がなつかしい。若いときに読むより、少し年齢を経て読んだほうが面白いかも。
エンド・オブ・ザ・ワールド
2022-09-21
評価点
4
Renta!で購入済み
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モノみたいに自分の存在/他者の存在を扱うキャラが多く描かれています。軽くて残酷、痛みを痛みとして描かないところが、ファッション的、おしゃれな感じを醸し出していると感じます。
ハッピィ・ハウス
2022-09-11
評価点
5
Renta!で購入済み
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有名芸能人の裕福な子供がドラッグや非行に走ったりという、平成のころよくテレビで報道されたニュースの、子ども側の視点、というお話。平成のころにこういう空気感、あったな〜という懐かしい感じがします。からっとした絵や言葉の雰囲気、裕福であるという描写で少しマイルドな印象になっていますが、描かれているのは親による虐待、ネグレクトですね。この作品が描かれた当時よりももう少し子どもの生きる環境、マシになっていればいいんですが。複雑な思いで読みました。
八百夜
2022-07-05
評価点
5
Renta!で購入済み
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昔のウィングスに連載されていた漫画の読み心地だなあ…なつかしいなあ…と思ったらウィングスコミックスでした。子供のころ母の部屋で毎号読みふけっていたころの、あの読後感を思い出しました。暗すぎず、残酷すぎず、読みやすくて、キャラクターも魅力的で、一気に四巻読みました。話の続きが楽しみです。
トーキョーカモフラージュアワー
2021-07-17
評価点
1
Renta!で購入済み
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この作品に描かれているような人間関係に巻き込まれずに生きてこられてよかった、と思いました。キャラクターの人物像にまったく共感しないです。浅い人格のおりなす薄い人間関係で構築されたペラペラの世界。地獄かと思いました。
小林先輩は女の子でシたい(分冊版)
2020-05-28
評価点
5
Renta!で購入済み
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アホ可愛い先輩、クールイケメンな後輩、催眠術が得意なマスター。こんなメンズのいるバー行きたいよ!さておき、絵がうまいし、キャラのしゃべり方が面白かったり、ちょっとした反応が魅力的だったり、良すぎます。早く続きが読みたくて待ちきれないです。
あさはかな夢みし
2017-12-12
評価点
5
Renta!で購入済み
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題材は平安時代ですが、現代的なフェミニズムの観点で終始物語が進行していき、面白かったです。結婚せよという社会的プレッシャーを受け続ける主人公が、ギャグ展開によって、かろやかにそれを回避するのが気持ちよい。
一人交換日記
2017-12-07
評価点
5
Renta!で購入済み
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モラルハラスメントの後遺症から脱却するための、認知行動療法の実践の記録として、本作品を読みました。作者の方の一進一退の苦闘に励まされます。池の水がよどんでいるからといって、一気に抜くと棲んでいる魚が死ぬようなもので、これは一度に治すことができない。呪いのように、自分を害する考え方と自分自身が一体化してしまう。作者の方のお母さんが、娘を傷つける加害者であり、姑から傷つけられてきた被害者でもあるように、個人の単位から、家族というコミュニティ単位において、負の連鎖が継続していきます。作中で、お母さんが作者の方を指して家の恥とつぶやくシーンがありますが、お母さんもきっと、類似した言葉を沢山投げかけられてきたことでしょう。作者の方は両面をみて苦悩する。痛いほどよくわかります。新しい作品が出たらまた読みたいです。状況を変えるために行動することの価値を感じられました。