えいみーさんのレビューリスト　

エミのレミリアを想うレミリアがイケメン過ぎて惚れます。今２巻ですが続きが楽しみです。

トンデモ設定なのに、ちゃんと少女漫画してるのがすごい。いつも突然読みたくなって、そして読み始めると一気読みしてしまう大好きな作品です。

漫画を読んでこちらに来ました。本筋はシリアスですが、マリーの性格のおかげか、ところどころコミカルで読みやすく面白かったです。マリーは、ローズマリーの生まれ変わりというより、彼女の記憶も持っている女の子という感じですかね。アルベルトはかっこいいですが、騎士団長らしい活躍が目立たなかったので、強くて優しい幼馴染のお兄さんが復讐に巻き込まれているという印象。弟はヤンデレっぽかったけど、それを上回るくらいローズマリーの愛が大きかったので、ヤンデレというより深い姉弟愛を見せつけられた感じで、読んでて切なくなりました。だがしかし。なぜ前国王はローズマリーを助けられなかったのか。すごく不思議…息子に弱みでも握られていたとか。それとも読み方が浅かったか。あとマリーのお兄さん、モブ扱いからもうちょっと昇格させてほしかったです。なんだかんだ言って、マリーがローズマリーの記憶抜きで心許している人物な気がするので。普段はあんな性格だけど、実はすごくマリーを可愛がってて陰で支えてるエピソードとかあったら好きになりそう。

絵も綺麗だし、テンポよく読める上、笑いのセンスが素敵すぎて続巻が待ち遠しいです。できれば、物語の主人公が崖から次々野菜を落とす理由を早いとこ教えていただきたいところです。

大正時代の風俗習慣や所作や背景をとてもこだわりをもって丁寧に描かれる方だなと思います。どんだけ調べてるのか、と。ストーリーだけでなく絵としても楽しめるので、まだ二巻ですが何度も読み返して、そのたびに発見があります。何気ないシーンをコマを分けて見せるところなど、映画のワンシーンのようで、思いがけず色気を感じさせてくれたりします。姫子さんと文治さんも年の差はあれど、そこにいやらしさはなく、でもちょっとドキドキさせてくれるので、目が離せません。文治さんは姫子さんのことを大事にしてるけど、許嫁としてどう思っているのか、これから少しずつわかってくるのでしょうか。文治さんの職業柄、物騒な展開にならないといいなあ。

最初は線の粗さが気になったけど、キャラクターが良い味出していたので、読んでいくうちに気にならなくなりました。男性キャラの表情とか、色っぽくて私は好きです。ロイもおぼろもシルビアも、ちかちゃんを大事にして行動するってパターンは、単純だけど読んでて面白い。でもドームの中の様子や、ロイがドームでどういう立ち位置で（統括ってくらいだから、偉いんだろうけど）どれくらいの権限を持っていて、他の住人からどう思われているのか、とかもうちょっとエピソードが欲しいところでした。ましな人間もいるんだよっていう部分も欲しかったり。3巻で終わっちゃうのはちょっともったいないかなあ。

「ドントクライ、ガール」が面白かったので他の作品も、と読んでみました。独特な世界観があり、もともっとと読みたくなる漫画家さんです。