まいまいさんのレビューリスト　

めちゃくちゃ良かったです！エロは少ないけど、しっかりとした骨組みのお話の中に見える斎藤の矢島に対する執着と独占欲とエロがたまらないです！出てくる男達みんな一癖あってカッコいいし！この二人のシリーズ大好きなので、これからも見たいです！

3P苦手でしたが私はこのお話しは好きでした。拾が中心の三角だったのが、最終的には受けのミネ中心の三角関係になっているのが面白い。拾が与えてくれたものを受け取るだけ、拾が大切だから、拾が喜ぶから恋人を共有していただけのタケがミネの拾に対する一途さに惹かれていき、自分で自分の感情がわからなくなってミネに暴走しだすのも今まで二人で共有している拾の恋人がタケを好きになることがあっても、タケが一番大事なのはあくまで自分で、拾の恋人を特別好きになることはなくて安心していたのにそんなタケが初めて、ミネに執着しだすのを感じて心乱されてく拾も良かった。しかも二人の感情を無意識に翻弄してるのに、当のミネは全く気づいておらずタケは拾を好きで、拾にやりたくてもできない事を自分にしているんだと全然見当違いなことを思っているミネの鈍感さもいい。ミネだけは最初からかわらず、ただずっと拾が好き。拾がタケを大切なら自分は受け入れるしかない。周りで何がおころうと、身体はタケの方に反応してしまおうと、ミネの拾が好きだという感情は全くブレない。まあタケにも情は湧いてるみたいだけど、このミネの鈍感さと強さによってこの三人の関係は成り立ってるんだと思う。ちなみに私はタケミネ推しです。

人それぞれと思うんですが、私は酷くしないでより妄想エレキテル派です。受け攻めも逆に良かった。自分はノンケが絆されて受けになる話しの方が好きなんで楽しめました。

面白かったです。親だったら、勘弁してくれよ！って思ってしまうんですがここまで本気で好きなら仕方ないなと思いました。弟いるんで、正直、いやあ、どう考えてもありえないなんですが、よっぽど互いに綺麗とか優しいとかならあるんだろうか？うーん、わからん。でも理解はできませんが、古事記にも実の兄と妹で心中する話しあったりするんで、そうゆう事もあるんだろうなと嫌悪感はありませんでした。お姉ちゃんにも弟にも色気があって良かったです。

主人公は三島なんですけど、桐野の選択に胸が痛んで、凄くリアルだと思いました。この最後を見た時、私は最初桐野を可哀想だと思ってしまいましたが、読んでるうちに、やっぱりっぱり可哀想ではないなと思い直しました。彼はちゃんと、自分で選んだんですよね。だから、可哀想などではなく、きっと自分の選択を後悔していないし、幸せなのだと思いました。

これ独特で面白いです。受けを共有するところがあるんで嫌な人は嫌だと思うんですけど蔵に対して、攻めも受けも、まあ受けは誰にでも優しく流されちゃう子ではあるんですが、特別な感情があるのかな？なんかとにかく独特で、3人でお幸せにと思う話でした。

面白いんですけど、受けが落ちるまでのやりとりもうちょっと多くして時間かかって欲しかったな。簡単におちすぎ。あとお父さん編、おじさん受けあんまり好きじゃないはずなんですけどこれは面白かったです。鬼のやつは攻めがちゃんと受けが高校生になるまで我慢したのは偉かったなと思います。とにかく攻めがみんな変態なんで、そうゆうの好きな人にはたまらないと思います。

ゲイの部下とノンケだったはずと上司が惹かれあっていくのをこんな自然に描いてってるの見たの初めてかも。やはり攻めがゲイだと説得力あるし、自然なことじゃないとわかってて、強引なことはせず、上司の心を掴んでいくのがとても良かったし、上司の告白に、同情してるだけですって言うのも現実味あった。身体でノンケ墜とす話は溢れてるし、そういうのも大好きなんですが、こういうのもキュンとして凄い好きです。

自分は落果のレオ君みたいな受けが好きで、このお話の受けは全く萌えないんですが、それにもかかわらず、とても面白くて一気読みしてしまいました。萌えるとかエロいとかじゃなくて(ガチムチ受け好きな人には最高に萌える話だと思いますが)とにかく二人の関係性と、特に攻めのキャラクターが非常に複雑で魅力的で面白い。あらゆるタイプの攻め、受けを描けるakabeko先生すごいなと思いました。

蜜果読んでからまた落果のスピンオフ店長レオ見直すと感慨深いですね。蜜果ではもう女に夢を見させる舌がとか言ってらんないくらい、店長が女の客に嫉妬するようになっているので、こちらと合わせて読むと楽しいです。しかしこの頃から互いに他の人間じゃイケなくなってるし普段から淡々としてる店長が、ボーイ時代初めて抱いた日から、レオを不覚にも可愛いとか思ってるんで、蜜果に繋がってくのもわかります。落果CDの同棲するきっかけコミックに入れてくれたらどんなに高くなってでも買いたいです。店長レオにハマり過ぎてしまってヤバいです。