Cocoさんのレビューリスト　

作者買いです。心理描写が毎回面白くて、特に陰キャ側の気持ちが秀逸。そして女性作家以上に恋愛はロマンティック。小春ちゃんがものすごくいいサブキャラで、個人的に最推しです。女性キャラクターはBLだと作者によっては全く無視されてたりしますが、この作者さんは女性も丁寧に描いていて好感。コミュ障な主人公が周りの人間によって次第に心を開いて成長させてゆくっていう恋愛以外の要素を面白くさせていて、ひとつのお話として楽しく読めます。コミュ障にとって恋愛は、一番難易度高い濃密なコミュニケーションだからなあ。それを通して主人公がどう変わってゆくのか、今後どう展開してゆくのか楽しみ。

この方の人生はいい意味で山っけがあって、なかなか日本人にはいないタイプ。すごく面白くて、ギリギリを目一杯生きていって、振り切ってて尊敬します。最後の方は一緒に解放感というか、万感の思いがあります。これだけの苦労を経て、よくぞ！日本でも女性の経営者は少なく、まだ女性という理由だけでナメられることも多いですが、これからも破茶滅茶にブチギレながら、新しいことにチャレンジしていってほしいと思います。応援してます。

スプラッタが苦手なので、残酷そうで人気作なのは知ってましたが避けていました。しかし、改めて読み始めたら止まらない！造形のグロさには慣れました。でも、物語の途中から、これは人間世界の普遍的な争いや残虐性をテーマにしてると気づいて、そこに対してどういうビジョンを作っていくかが面白くなってきました。また、サスペンス的な次の展開がわからない、どんどん読み進む楽しさもあります。むしろ完結してから読んでよかったかも。あと原作と作画が分かれているだけあって、作画のレベルもすごく高い！かなり難しい世界観なのに、具体的にイメージできるほど描き込まれていてすごいと思います。めちゃめちゃお金かかりそうだけど、ジブリの背景のクオリティで映画化して欲しい。ジャンプの漫画としては大人が読んでも面白い作品でした。子ども向けだから仕方ないけど、最後がやや「きれいだけど、うーん？」ってなったので星４つ。でも考えられた大団円で、しっかり集約されてまとまってます。

完結してしまった…毎回、ほんとうに刺さるエピソードや言葉ばかりで、じっくり手に取りながら読むのを楽しみにしてた。最終巻は電車なのに、涙を止められなかった。孤独と愛、再生と発見の物語。主人公の一人が独身の文筆家なので、創作と私生活という悩み、詩的かつ知的な言葉にも、感銘を受けることが多かった。ひとつの文学を読み終えたような読後感があった。

なんだこれめちゃくちゃ面白い！！！Rentaの試し読みのまとめ本の中で、異彩を放ってた。続きが気になる。舞台の北海道の雪の感じが、すごくリアルで物語にすごくいい演出してる。なんていうか場面が映像で思い浮かぶ感じで、すごくマンガが上手い。女性ふたりの関係性も気になる。

めちゃくちゃ面白い！私も作者買いです。初期から見てる身としては、画力がかなり上がってて驚きました（何目線）。しっかしこの仕事ぶりや人物のリアリティはさすが！主人公も、いかにも週刊誌にいそうなキャラでいい。女性ってとこもいいね。続きがめちゃくちゃ気になる〜！！

LINEマンガでずっと読んでました！作画が単行本の方がさらに美しくなってる気がする…！！作画が丁寧で美しいのも去ることながら、心理描写や普段の仕草も丁寧に描かれていて、繊細で素晴らしい。高校ぐらいの女子の中にありそうな人間関係の中で、恋する二人に身悶えします。しかも単行本の人物紹介に好きな曲があって、久しぶりに吹部の曲をめっちゃ聴いてます笑　吹部の人にはもちろん、そうじゃない人にも激推ししたい。次巻も出て欲しい…！！！

ゾッとしました。文字通り凍りつく感じ。何度かご本人が話していたエピソードはありましたが、漫画にすると別の怖さがあります。この人たちが実在して、今も生きてるのかと思うと本当に恐ろしい…。世の中には人の共感や情のようなものがなく、絶対に分かり合えないサイコパスが本当にいるんだなと思いました。人間というよりは、別の生物みたいです。願わくば、一生縁がないようにいたいですね。

百合漫画は男性作家が妄想で描いてるようなので全然共感できないし、学生カップルが多くて会話も違和感あるものが多いですが、これはリアリティもあって応援できる二人でとっても良かった！！そして女性が思う女性のエロさみたいなのも、的確なんじゃないかな〜と思います笑　服装とか髪型の変化なんかも素敵で、女性が読んでも審美眼に耐えられるのではと思います。二人の心境や関係性の変化で変わってくのも、表現が細やかで素晴らしい。あと、BLとかはさも同性愛の差別がないかのようなファンタジックな世界観が多いですが、これは過去の差別や明確に差別しないけど裏でやってる感じとか、いかにもありそうで、それをちゃんと描いているところにも好感が持てました。この作家さんの次回作が見たい！そして百合がいい！

いやー、まさかのカレー沢薫さん。弱ペダは言わずもがな長年のファンですが、全然違うベクトルだと思ってたけど好きな作家のカレー沢がまさかの二次創作！！俺得でしかない異色コラボすぎて感動、、笑　そしてやっぱり面白かった！しかも浦沢直樹さん、たらちねジョンさんも、作品が好きで読んでいたので、まさかのイラストで！！もう豪華すぎて、それだけでも個人的には買いでした！もちろん漫画の方も、旧3年も新1年も満遍なく出てて、それぞれに描かれていないけどありそうな話で楽しかったです。田所さんの話もあって、他が人気すぎてスポット当たりづらいけど、好きなので嬉しかった。弱ペダは、こういう日常がみんな楽しそうですよね。ファンにとっては嬉しい一冊でした。また企画されるといいなあ〜