doroさんのレビューリスト　

異文化子育て漫画「モンプチ」でおなじみのフランス人母、カレンさんの日本との縁を描いたお話。好奇心たっぷりで知的なカレンさん、この一冊でますます大好きになりました。エンディング近く、素晴らしいことが待っているはずとワクワクしながら日本にやってくる場面の回想で、甘酸っぱい幸福感に胸が満たされました。同年代なので彼女の来日当時の東京の風景や流行も懐かしかったです。

「村では女子供は牛馬同然 実の娘だろうと犯しても構わず…」とか、岩手の村を何だと思ってるのか。ひどい中傷。描いてる人の無知と下劣さしか伝わらない。星１つでも付けたくない。憤りをあらわす星ゼロとか星マイナスとか付けられるようにしてほしいレベル。

1巻1チケットキャンペーンだったので、軽い気持ちで本当に1巻だけ読むつもりだったのに…気付いたら全6巻一気に読んでました…面白いです。

拳で語り合う嫁姑！ 巷の陰湿な嫁いびり・姑いびりとはかけ離れた、爽快な果たし合いの数々。独身時代に読んで、こんな家に嫁ぎたいと思ったものです。5巻までは最高に面白いのですが、続編の「Z」は失速気味かな…

幻想のない国際結婚が淡々と描かれていて、心地よく読めました。夫婦のどちらかの国や文化に媚びない、いい本ですよ！

ゲスい！そして面白い！不幸ギャグの好きな人には絶対おススメです。

40代なんて、自分がなる前は枯れたお年寄りだと思っていましたが、実際になって見ると、まだ迷える子羊ですね。エピソードや境遇は自分とかけ離れていても、感情はリアルで共感します。

美味しいものを食べているはずの心象風景が、妙に不味そうなのが逆にいいです。

もう「繁殖」はしていまけんが、移りゆく家族の姿が感慨深いです。それにしても、娘2の寝起きの悪さと他責っぷりにはちょっとイラ…！春菊さん、ストマになっていたとは知らなかった。体を大事にして書き続けて欲しい。

満島先輩が面白すぎます。チュリーリーユ以外の「だった人」のストーリーも読みたかったなぁ、せっかくたくさんいるのに。