親近感のある奇抜さ……？　と言えば良いのでしょうか……？　　　とにかく独特で不思議な魅力を放つ他愛ない事を書き連ねた作品です　　　何も考えずに読めば良いかな？　と思います

他のレヴュアーさんからは評判がイマイチみたいです　　　自分にとっては絵柄がキレイで見易く、ストーリーはじっくりと段階を踏まえて進めているので、分かり易い作品だなという印象はあります　　　が、序盤と呼べる部分は１巻だけで収まらず２巻にまで跨がっているように思えるので、疾走感のあるスピーディーな展開を求める読者にとっては定価で読むのは苦痛なのでは？　と思います　　　興味をそそられるけれどハズレを引きたくない、という方は竹書房さんの周年記念に行われるであろうキャンペーンを活用してみると良いかも知れません

１巻読了時点ではそれなりに面白味はあるけれども、もう１つガツンと来るモノが足りない気がします　　　２巻読了まで行けばもう少し違った手応え(？)があるにはあるのですが、お値段とのバランスを考えると微妙なところですね　　　この作品の作者がどんな作風をしているのかを知る意欲がないと継続購入はちょっと厳しいかも知れません

本編も面白いのですが、氷堂さんのこの美麗な画を鑑賞できるだけでも幸せです！

王道のストーリーと展開をじっくり丁寧に進めてくれているし、600円台前半で200ページ超というヴォリュームもあるのでKADOKAWA系列の作品としては非常にレアなケースだけに、面白さと読み応えは確たるモノがあると思います　　　ただ、読む人によっては『王道のストーリー展開』を『じっくり丁寧進行』が焦れったいと感じられるのは不可避でしょう　　　普段からマンガを音読する習慣を持っている読者さんなら心地良いスピード感かと思いますが、速読系の読み方を習慣にしているタイプの読者さんには合わないかも知れません　　　ちなみに試し読みできる部分は２話の途中までで、２話が完了して初めてプロローグが終わり、１巻が完了して初めて序章のクライマックスを迎えたかな？　という印象です　　　本当の面白味は２巻以降に出て来てくれるのを期待します

一見すれば自衛隊って少女マンガには似つかわしくないテーマと思われがちですが、実際に読んでみれば分かりますが、そんな先入観を見事に覆してくれます　　　知性や教養も身に付く作品なので、間違いなくお勧めできる作品です

逆木さんのキャラクターデザインだけでも文句なしに買い材料ですが、夏葉さんご自身の画力も充分に買い材料です　　　そればかりかストーリーも面白いので、間違いなくお勧めできる作品です

スクエニで単行本が完結しないまま放置されていたのが、一迅社で完結されたのが嬉しいです　　　長い年月がかかりましたが、ようやく補完できて満足です

ストーリーも面白く、出てくるキャラクター達は『キレイ』『カワイイ』『カッコイイ』の三大正義を満たすばかりでなく、人間的にもヴァラエティー豊かな性格をしているので、続刊の発売日が待ち遠しくて仕方ない♪

試し読みで終わらせるはずが面白すぎて買ってしまってた　　　続刊に期待！