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ルルさんのレビューリスト 

熱い十字路
2018-06-10
評価点
4
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
様々な愛の形を問われるような三作品が収まっています。子どもの頃にシェークスピアの全集が家の中にありましたが、子どもの私には難し過ぎました。その数年後にこれらの作品を読んで里中作品にどんどんハマりました。短い中に真実と疑問と苦悩と葛藤を問われるような描き方は、さすがの感受性と表現出来る才能だと思います。
燃えつきるまで
2018-05-31
評価点
4
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
戦中戦後を生き抜いたこの主人公の母親と私の親は同世代です。似た話が周りにも沢山ありました。長屋で私生児を育てている女性や祖父母とだけ暮らす友人たちも居ました。本当に激動の時代を生き抜いた方々のおかげで今あるのですね。その方々から直接話を聞ける事が出来る最後の世代かもしれないとしれないと思うと、やはり里中作品は貴重です。「女は弱しされど母は強し」は、時代が変わっても在るべき姿ですね。
まちこの千夜一夜
2018-05-31
評価点
3
Renta!で購入済み
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懐かしいショートショートストーリーでした。皆さんおっしゃるように、短編に色々なドラマあり楽しめます。気軽に続きも読めますね。
愛の墓標
2018-05-30
評価点
5
Renta!で購入済み
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私はこの作品はとても好きです。人の表面的でない洞察力が鋭い少女が成長して自分を責めていますが、そもそも幼い頃から感情的過ぎる両親のおかげで一番の被害者であると思います。野中は妊婦に言うセリフの方が奥さんに対するセリフより酷いですね。彼女も苦悩の愛は題名通り終りを告げ、最後は穏やかな真実の愛を見つけられそうで良かったです。
夜のメルヘン
2018-05-29
評価点
3
Renta!で購入済み
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ショートストーリーが各巻盛り沢山で、お得感を感じるほどでした。短時間で読み切れるのでスッキリします。色んな気持ちになれるのが楽しいです。
風ごよみ
2018-05-28
評価点
3
Renta!で購入済み
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男性のズルさや女性の弱さを自ら分かっていても、なかなか実らぬ恋を断ち切れない主人公が様々な苦悩と葛藤にもがきながら、明日を見出そうとする作品です。流行歌や日常の背景の中に時代を感じます。当時は仕事か結婚か?迫られる女性の時代。実らぬ恋なら尚更不安で、さぞ息苦しい時代であろうと思いました。最終回一つ手前のラストに近いポストへ手紙が落ちる音…その余韻や相手に届くまでの時間に色々考えること…むしろ、便利になった今にそうした瞬間や時間は必要なことかもしれません。
愛したい女たち
2018-05-27
評価点
4
Renta!で購入済み
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色々な男女そして夫婦の形がありますね。やはり、お互いに当たり前の中に感謝と愛情ですね。テーマが重く里中作品らしく良かったです。
イザベル
2018-05-27
評価点
4
Renta!で購入済み
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人の気持ちのうつろいやすさ…そんな自分の母に対してですら憎まない、恨めない、彼女の寂しさや優しさが表現されています。最後は、そのうつろいやすさのおかげで幸せが訪れそうな予感でエンドで、個人的には胸を撫で下ろしました。もう一作の作品は、最初はなんて事はありませんが読み進めるに楽しくなり、明る目な青春ドラマが印象に残ります。
風のゆくえ
2018-05-26
評価点
4
Renta!で購入済み
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前の方のレビューにもありましたが、当時は大人の愛憎劇をドキドキしながら読んだものです。女性向けの漫画家の方は、対象が少女〜大人までと幅も内容も広く掲載誌によって分けて描くには、人生経験も感受性も知性も教養もお洒落感も必要で大変だと思います。が、さすが愛の伝道師ですね。ちょっと理屈っぽい里中作品が大好きです。風のゆくえは、本来生真面目で自分で自分を追い詰め考え過ぎてしまう男性なのだと感じます。そういった人ほど(男女年齢問わず)、ある限界に達すると全てを投げ出したくなったり病気にもなったりしまうのでしょうね。最初から手を抜いたり割り切れれば…。逆に簡単に考え思い詰める事はないのであれば、極端な思考や行動にはなってしまうのでしょうね。もう一作のテーマは、対象が同性や親族など当時は大変な時代だったと思います。様々な大きなリスクがある上での覚悟は今も相当大変な事と思います。どちらも、背景の人間心理含め、とっても興味深い内容でした。
愛生子
2018-05-26
評価点
3
Renta!で購入済み
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周りの色色な人間ドラマが当時ザラにあったろうと思えるだけに、つくづく今の時代に生きて努力しているつもりでも、のほほんとしているのだろうなという自分を感じます。最後は素直な自分に気付けて良かったのですが、続きが気になります。