プープーさんのレビューリスト　

男前不良α攻Ｘ野獣おバカΩ受。受の性格が突き抜けてますね。攻もチャラ男設定なのですが、かなりまともに見えてくる程。発情期を気合で乗り切る設定には驚かされました。ただおバカなのはいいけど人様の迷惑を顧みないのはどうかな…。αは男だけではないんだしね。全然色気が無いのが受の良さでもあるのですが、もう少しＨ時は色気欲しいです。まだ恋愛の途中で続編もあるようですね。

表題作、他短編一編。受の腰からお尻のラインは可愛いし、上手く纏まったお話なんですが、どうも攻が全く格好良く見えなかったので☆マイナス。傲慢で脅しを掛けてきてお尻フェチの変態度の高い攻なので、見た目は嫌って程格好良くあって欲しかったです。ちなみに一応凄くイケメン設定なのですが…。短編はファンタジー？SF？商業誌向けではない展開ですね。

桃太郎の子孫攻Ｘ生まれたて鬼受。とにかく受のおバカで無知で純粋なところが可愛い！エロさの欠片もない受がＨ時途端にエロくなるのもやられます…(笑)攻は淡々とした性格で受に振り回される役どころ。二人のくっつけ方も二巻じっくり使って丁寧で、コミカルな展開にもグイグイと引き込まれます。二巻続きものなので途中では止められないです。ただラストがバタバタとして物足りなく終わった感じかな。布石も回収出来てない気が…。

評価が高かったので読むのを楽しみにしてたんですが、そんなに意外性もなく思うほど笑えませんでした。キレもないし冴えとなく、もっと突き抜けたのを期待してた分呆気なく終わったと言う感じ。二度読みしたいとはなりませんでした。絵も荒くて、Ｈもエロくなくて…、何を楽しみに読めばいいのか…。

『ポルノグラファー』の前日譚。前作あっての今作だと思います。今作は城戸と言う男を通して男の身勝手さ、狡猾さ、弱さ、そして可愛さが描かれています。城戸が下界を這う生々しい男であるならば、木島はそれから離れたある意味至高の存在という位置づけでしょうか。今作だけではＢＬではない。男の生き様を描いた秀作です。地を這う男は人並みの幸せを掴み、高みを求めた男は至高の愛を手に入れたという事ですかね。前作の続きもありますので、しみじみと読了感をお楽しみ頂けますよ。

『インディゴの気分』は今作の続編で、今作の読了を先にする事をお薦めします。ワンコ純朴大学生Ｘ嘘つき官能小説家受。官能小説を口述筆記させるというコミカルな冒頭から始まります。奇麗な絵柄が多い昨今の中でちょっと粗い感じなのでエロいというよりは笑えます！でも流石はＢＬ作家でＨシーンはかなりエロい…(笑)人間の弱さと惨めさ、そして強さを浮き彫りした作品。木島は最後まで木嶋でした。そりゃドラマ化の話も来るよなー！

作者買いの方には満足出来る逸品かと思います。マフィアに身を堕さざるを得なかった美人受の健気さに、復習を糧に執着する攻。舞台は日本なのですが、異国情緒にも溢れています。印象的な情景描写と苦しいまでの心理描写、話の流れもドキドキし種明かしにも驚かされました。十年以上前の作品ですが充分面白かったです！華藤先生の最近の特殊設定のものよりも少し前のものの方が私は好きですね。

攻がイタイ程の前向きワンコです。受がツンデレ美人なので冷たくされてワンコは可哀想なんですが、超前向きなのでめげずに頑張ってくれました！話は元カレに似ていて…というよくあるパターン。それでも相違点でなく敢えて類似点をひたすら追求している所が新しいてす。関西弁の方言男子である必要はあったかなとは思いました。標準語の方が良かったんではないかな？

gateauブランドはクオリティが高いです。まさき先生は無料冊子で知り、全巻読んでしまいました！この冊子の他の作家さんのも面白そうなので、買ってみたいと思います。

表紙はなかなかミステリアスな雰囲気ですが、中身は待緒先生らしい可愛くてＨなお話です。表題作の内容は一話完結だったのかな？と、思わせる程薄めで早急。余り深く考えずに二人の純朴な可愛さとＨを楽しむ話かな？ワンコ攻✕男前美人受です。ワンコ攻はＨ時雄味滾ります。美人受はいじらしくて可愛い。他は幼馴染ＣＰで、元プロサッカー選手年上受に整形外科医年下攻です。明るくて素直な受けに一癖ある攻。それ以上もそれ以下もなく、まぁ、そんな話です。