ヒロインは王道の鈍感力及び自己評価低めを備え、転生ものお約束のチート力持ち、でも無自覚。性格が素直で可愛いく一途。ヒーローも腹黒で一途な溺愛(執着系ともいう)、脇の登場人物もしっかりと性格が色付けされていて展開が面白かったです。分類的には健全本。ただ容姿も想像できるほど文章で綺麗に表現されているのに、挿絵がいただけない。いっそ挿絵無しを希望したいほど絵に萎えました。

アンソロジーなので短い話ですが、ぎゅっと詰まってそれぞれ溺愛ぶりが書かれていて満足です。ただ4つ目の最後の話については何が溺愛なのかわかりませんでした、この作品だけつまらない。

扉絵とあらすじで最初はほのぼの系なのかな？と思いながら読み始めましたが、早々にハードな展開でびっくり。周りのキャラが魅力的で、若干ヒーローが色褪せた気がしますが、優しく生真面目キャラだから仕方ないのかな。しかし王や神官達は2人がその後役目さえ果たしていれば、追い詰めた割にはもうその問題スルーでいいの？？普通禍根残るでしょう？？　とか他にも疑問が残りますが、全体的には良い感じ。溺愛系と言えるかな。

しっかりとした世界観のある物語でした。転生前の５歳児の境遇が切なくてかわいそうでしたので、憑依(転生？)されてある意味救われたなと思いました。ゲームヒロインに少々ムカつきますが、ゲーム主人公なので仕方ないですね。個人的には推しが父だったのでちょっと残念でしたが、成長物語としてはありですね。

２巻目です。溺愛です、甘々です。でもただ甘やかされているだけではない主人公良いです、そして特技は神獣タラシ(笑) 続編希望します。

気持ち良くサクサクと、幸せに読み進めることができた。予定調和的ではあるが癒される。

素直で可愛い主人公。女神が…まあ神の思考ってことでしょうが納得できず。今のところ良い人ばかり、今後の展開が楽しみです

話は興味深い、絵は微妙勇者は美形なんですが肝心の主人公が残念。

非常に読み応えのある話でした。１巻だけでも面白かったですが、ヒーローの立場から書かれる２巻目であかされる寡黙(？)なヒーローの内心のヘタレ具合がツボでした。ちょいちょい途中で差込まれる閑話休題的な話が、癖のある表現方法で好き嫌いが分かれるところ。でも意味はある。世界観も好きでした。

転生ヒロインのスキル鈍感力を遺憾なく発揮する悪女希望のヒロイン。今後の展開はヒロインにとってどうなるのか！？いいところで続く、次が読みたいです。絵も綺麗。