最高でした。前作からのつながりも見事で、巴ちゃんのお話もコマ数は少ないけど、すごく好きでした。やっぱり何と言っても千秋くんの一途さ、真っ直ぐさが本当に素敵でした。もう自分がどれだけカッコ良くなったって、和馬くんしか見えてない（笑）読んで良かったって思える作品で、恋することの素晴らしさを再認識できます。

ごめんなさい、いい話でした。タイトルやサンプルの感じから遊び半分、エロ満載な内容でさくっと読んでみようくらいの気持ちだったのに、予想外のストーリーの良さでした。たまに登場人物達のオーバーリアクションにくすっと笑えて、不器用な恋がすごく良かったです。男の子同士の両思いだけど、ベタベタしすぎない友達のようでやっぱり恋人な距離感も絶妙でした。

初めて拝見する作家さんでした。ベテランさんなんですよね、初期作品が多いようですが。ヤンキー系が多いので話し言葉に所々カタカナが入ってくるのがなかなか懐かしいような古いようなで個人的に楽しめました。

表紙絵やタイトルから、幻想的でクールな作品かなと思いましたが、思ったより可愛らしい内容とキャラクターでした。最近多い韓国？の作家さんのようで、画力はとても高くて綺麗で、イケメンが本当にイケメンで（笑）、ただ日本語の効果音とか言い回しが適切な表現がないせいなのか、たまに違和感が残るところもあります。

晴くん、本当にネコみたい。天真爛漫でくったくのない、ちょっとズレてる感性がこの上なく可愛らしかったです。ひろ兄もだんだん余裕がなくなって、晴くんにめそめそしてるの、きゅんときました（笑）最後までラブラブで、あまーいお話でした。

もうとにかくじれったいです。2人とも両片想いをこじらせまくって、勘違いしまくって、勝手に落ち込んでたりして、でもだんだん少しずつ距離が近くなって、本心にたどり着いていくもどかしさがクセになって結局最後まで読んでしまいます。

えっろいです。野田さんはなかなかイケオジだったし、攻め方も好きだったんですけど、猿渡さんは何か裏がありそうな表情が気になってしまいました。

お互いのことが大好きな綾平と悠真が相変わらずで癒されました。まさか最中に進路の話になるので、セリフを読んでいると雰囲気についていけないし、いちゃいちゃしてるのを楽しんで見てるとセリフが入ってこないです（笑）

絵は小綺麗で読みやすいですが、いかんせん設定が飛びすぎているような。その割に何故か冷静な主人公や言葉の話せるゾンビとまた都合のいい設定に違和感が拭えませんでした。でもゾンビ君が主人公に捨てられないように頑張って？嘘ついてたのは可愛かったです。

絵は独特なんですけど、読んでいくと姫ちゃんの優しさや純粋さに心洗われ、後藤先生も面倒くさい人だけどちゃんと父親で、何よりも姫ちゃんが大切で、時折切なくなって涙腺が緩んでしまうのは私だけではないと思います。