メメたんさんのレビューリスト　

ハッピーエンドで、丸く収まったものの、内容があまり好ましくありません。海外赴任となれば「待っていて欲しい」などと、はっきり言える自身が持てないのは仕方がないことだし、淋しいからといって、不倫は許されない。(元彼帰国後、不倫相手である課長は背中を押したかもしれませんが)同僚も事情を知っているのに、社内で問題視されない事もおかしいし。主人公が結婚した後、元不倫相手の課長は、今度は一体どんな女性を狙うのか見物。

確かに、人を好きになることに罪はありません。しかし、社会人なら、もう少し秩序やケジメを持つことは大切な事だと思います。せめて、浩太が卒園するのを待つとかね。このような事が簡単に許されてしまうなら、教育界が何でもアリになってしまいますよ。

ほのぼのとした雰囲気で、落ち着いているので、気分転換に読むにはいいと思います。ただ、折角、第1話でイワシのアドバイスがあるのに、料理の内容があまりなかったのが残念に思いました。

主人公の免太郎、本当にオモシロカッコいい！自分が美味しく食べることだけではなく、みんなの気持ちをキチンと考える所も魅力的ですね。落語好きというのもオモシロイ。ナナちゃんとうまく行くといいね！

伴四郎、叔父と一緒に家族のいる紀州へ戻れたかと思いきや…再び江戸へー！？先は何が起こるか解らないことが人生ですが…残念ながら、明治以降の伴四郎の事は知られていないようですね…気になるところです。物語だけではなく、作画担当の故・土山しげる氏が如何に、歴史がお好きであられたかも、解る一冊ですよー！是非是非！

前作同様、伴次郎の故郷にいる家族を思う優しい気持ちと料理の腕前のよさや、叔父の食い意地は変わらずです笑当時の横浜の様子が描かれていたりと、またまた 勉強になりました。明治の足音がだんだん聞こえてくる感じでした…

酒井伴四郎日記を基に描かれた作品です。土山しげる先生らしい、ホッとする表現で、とても楽しく読めました。和食の魅力や、有名な歴史人物の土地の食の文化を改めて学ぶことができ、ステキな作品だと思います。

昭和の作品だと思います。どれも、ミステリーの短編です。楽しいエピソードがあったり、悲しいエピソードかあったりです。『世にも奇妙な物語』と同じ感覚でお楽しみいただけると思います。

尾崎衣良先生の作品は、途中イラッとしても、最後にはスカッとするからいいですよね！それに短編なので、私の様に長編が疲れてしまう方にとってオススメですよー！

うーん…私の知人にもキャバクラ経験者おります。該当者は二人。どちらも成人したての20代前半でしたね。一人は高校卒業後、元々フリーターで、色んなアルバイトを経験した後、お金がほしいという安易な考えからで、もう一人は、短大の同級生で、在学中に元同僚（一貫教育）からの誘いでというのがキッカケだったそうで…二人の話を聞いても、なかなか上の順位にはいられなかったみたいですね。客商売ですし、許された時間の中で、お客さんに付くわけですから、問われるものはある筈です。二人共、キープの為に脱いでしまった経験があるようですが、果たして、そんな事をしてまで仕事を続けていい事はあるのでしょうか？辛いはずです。若くてもそうです。（二人共、ビジュアルはいい方です）同じ水商売でも、色々な分野があります。何事にも言えるでしょうが、どんな事情を抱えていても、自分自身の背丈に合った環境を選ぶ事は大切な事ではないでしょうか。乱文失礼致しました。