ヒーローはヒロイン相手にだけヘタレになってしまい、ヒロインもヒーロー相手にだけ素直になれず、長〜い両片思いになってしまったお話。主人公二人だけでなくサブヒーローとサブヒロインのサイド目線話もあり本編は短く、高かったところがマイナス。

ヒーローの愛が重い！重すぎて好みが分かれるかと思います。過去のお話、特に二人がだんだんと引かれあう過程があったらよかったです。

大好きなシリーズです。ヒーローがで前半で想像通りにグイグイ押していくところは相変わらずの獣人バージョンで面白かったです。

最近よく出てきているループ悪役令嬢ものですが、ちょっと様子が違う。赤ん坊で命を落とした従兄弟のアレン、犯罪色濃い乳母、アレンが具合の悪くなったお茶会で具合の悪くなった主人公の悪役令嬢と、何となく先が読めてしまう話を裏切ってほしいと期待して星4個にしました。

ちょっと物足りないです。溺愛ものは短編では満足感があまり得られないことがわかりました。

ひとつひとつの話はちゃんと出来上がっていますが悪役令嬢ではなく内容は普通です。悪の華道は安定の面白さでしたので星3個にしました。

ヒーローの表情のない言葉責め溺愛場面は想像して楽しく読みましたが、仕事が出来すぎる26歳の初恋男性が、信頼している使用人がヒロインを虐めていること気付いたのが遅いかったのは許容範囲として、そこは屋敷の女主人である義母が活躍してほしかった。ストーリーを左右するためなのでしょうが台詞に不自然な省略があるところに強い違和感を感じたのと、タイトルと内容が合っていないので星マイナス2としました。ヒーローがヒロインをうまい具合に誘導していく溺愛ぶり腹黒ぶりは面白くて良かったです。

一つ一つの作品が全く違う時代背景の設定で、それぞれ楽しめました。が、最後はハッピーエンドでもそこまでの過程が悲しすぎますので、軽い気持ちで読むと重さに負けてしまうかもしれません。

よくある悪役令嬢転生もので、実はあまり期待していなかったところ面白くてノンストップでした。主人公のヒロインに心情を顔に出したらダメだよ〜、でも前世の記憶が気持ちを染めちゃってるからなー、心の声わかるー、と楽しく読みました。早く続きが読みたいです。

ヒーローの執事モードとエロモードとのギャップが良かった。読み返してしまいます。芯のある強いヒロインも可愛かったです。突っ込み所はありますが楽しめます。