大好きなシャンテルショーであっという間に読んでしまった。ところで何でシャンテルショーのヒーローはみんなヒロインが妊娠を告げると怒るのかしら？

主人公はユーニスですね！ヒーロー、ヒロインともお互いの事は信じないでユーニスの言葉のみ信じるので。ユーニスの毒々しさにやられて主人公の影が薄！！

ヒーロー、ヒロインを若くして妊娠させ非常に冷たい態度を取りますが、その言い訳が自分に腹を立てていたからだって。そんなんで妻子の扶養義務を怠っていいのか。さすがペニージョーダンのヒーロー、訳分かんない。まだあるのよ、長いことほっといてヒロインに再婚話が持ち上がるや否や、いきなり同居するってさあ、更に訳分からん頭痛がするわあ。ヒロインかなり苦悩してますが、結局元旦那、息子、結婚相手に取り合いされて羨ましいこと限りなし。ママを取られて拗ねてたチャーリーも可愛い妹が出来て本当に良かった。

千ページ以上もありますがご心配ありません。色んな事件が起こってハラハラドキドキ先を読まずにはいられなくなります。ヒーロー最初の事件でヒロインを信じなかったばっかりに5年もの歳月を無駄にしました。その後真珠の首飾り事件、事故の後遺症を言わなかった件と起こり流石にまたヒロインを罵倒して追い出すでしょと思ったらすぐに許すのでびっくりした。追い出されて傷心のヒロインをヒーローに追いかけて欲しかった気もする(笑)でも中でも死に瀕したヒロインの枕元でのヒーロー母の独白は物語の中で一番感動して涙ぐんでしまいました。

いつも思うのだが、情熱的にヒロインを追ってくるのにそしたら「君にメロメロだ！愛してる！」で良いじゃ無いの。だのに何故「将来は考えてないし、子供も要らない」なんてほざくのか？「今だけの遊びの関係だ」なんてかっこいい事言っときながら、ヒロインに「私達は終わったのよ」と言われたら未練たらたらになるし男らしく無いわあ。

こういうお馬鹿さんなヒーロー結構好きです。でもあの諍いの時、奥さんすぐに出てきてくれれば何も無かったのにね。でもそれではお話にならないですね。

うーん、微妙。渚のノクターンじゃなくて渚の果たし合いって感じ。ヒロインが見る男全てを魅了するので、嫉妬に駆られたヒーローと何度殺し合いの寸前まで行ったことか。またヒロインがこころならずとも思わせぶり、飼い殺しみたいな態度を取るので、物語の後半はヒーローいっちゃってますね。逃れようとヒロインは自殺未遂するし。一応ハピエンですが、まだこの先ヒロインは他の男を魅了し続けるでしょう。どうなるのかしらヒーロー。(ちょっと面白い)

うわー！私好みの記憶喪失のお話。しかも切ない。一番切なかったのは弟と結婚するためのウェディングドレスを着てリハーサルの後、手術前に上手くいったら好きな事をしてヒーローに会いに行こうと考えていた事を思い出した所。しかも弟に惹かれたのは兄によく似ていたから。原作が読みたくなりました。

藤峰先生の漫画が流麗で素敵！ヒロインを愛人にするなんて非道な事を言っていたヒーロー。蓋を開けてみればお互い兄弟を庇っているハートウォーミングなお話でした。お互思いやりがあり過ぎてこれからの人生、悪い人に騙されないようにねと思ってしまった。

メラニーミルバーンのヒーローは、狂気と思えるほどヒロインを愛するのがいいですね。で本人は愛してると気づかないお馬鹿さん。コンチェッタ、最初はやな人だったけど最後いい仕事をしました。この人が居なかったら最後のハピエンは無かったな。