ぷにぷにさんのレビューリスト　

よかったけど、少し話が雑だなぁという印象。まず、親友に縁を切られた理由がわかって、だからといって親友だった同性相手に恋愛感情を持てるの？そこの過程が不明でした。また友人としてつきあいたい気待ちになるならわかるけど、恋愛感情になる？また真を失う恐怖から、流されちゃったの？泉巳の気持ちの動きがよくわからなかったです。あと、義兄はいつから泉巳のことが好きだったんだろう？妹の夫なのに。それもよくわからず。義兄は元からゲイなのかな？もう少し、登場人物みんなの気持ちの動きが描かれているとよかったと思います。

この作家が好きで、紙で持っていたけど、手放した本。内容を思い出せなくて、48時間レンタルで読みました。内容は、全く覚えていなかった。でも、「シュリ・リリイのすべて」だけがどうしても受付ず、手放したことは思い出しました。この人は、エロがない方がいいです。今回もやっぱりこの物語があるから、無期限購入は控えました。雰囲気はすごく好きなんですよね。ストーリーも好き。私にとっては唯一無二の作家さん。上記の作品以外は素敵でした。でも、若者しか描けないので、残念なんです。新作は、すこしは絵が上達してるかしら。

マラソンの話って、１巻のやつですよね？結局、時間の経過はどれくらいなんだろう？かなり短期間の話ってこと？だとしたら、たいして攻防してないじゃん。あと瀬戸くん、いらなかったなーみんなに可愛がられる瀬戸くんの存在って、里さんの作品にしては珍しく非現実的な存在。長谷川さんもどんどん若返って大学生みたいだし。１、２巻がすごかっただけに、3、4巻は蛇足気味。最初の頃は、本当にドキドキしながら読んでたなぁ。最後まで見届けられたのはよかったです。片桐の表情は、ものすごく好きです。

二話目と三話目は、ハッピーエンドでした。三話目は、ちょっといいなーと思ってしまった。一話目も、まぁ大して怖い目に合ってなかったけど、堅実な彼を失ったことが、何よりも大きな罰でしたね。

『檻』で主人公を監禁した柴田の弟は、柴田本人ってことですよね？でも高校時代の柴田、視線もしつこいし主人公に抱きついたり押し倒したりして怖かった。そりゃ、キモい死ねって言われても仕方ない気がします。男女だったらもっと危なかったわけだし。でもまぁ最後はお互い当時のわだかまりが解消されて、ある意味ハッピーエンドじゃないかな。ユギさんの作品は好きだけど、これは無期限にするほど好みのカプはいませんでした。でもユギさんファンなら一読の価値あり。

初の書籍とのことで、絵は荒いのは仕方ないですね。二つともかわいいカップルでしたが、後半の表題作は特によかったです。山本くんがなかなか自分の気持ちに気づかなくて、桜坂くんが自覚させようとしてるところ、そして自覚しちゃったところ、たまらなかったです。誰も女っぽくなかったので、それもよかったです。

『憂鬱な朝』がよかったので、花音セールだったので読んでみましたが、好みではありませんでした。わがまますぎる女性のような性格の受けと、純情年下わんこ攻め。私の好みにはかすりもしませんでした。因みに私は『花は咲くか』の蓉一も幼くて嫌いでした。

いいんだけど。いいんだけど、ね。カミロはもう少し男っぽい話し方してほしかったな。ものすごーく優しくて優しくて優しい男性なんだけど、ちょっとオネエみたいって思っちゃった。

邑崎さんが、つらい。真川くんのキャラは好きではなかったので、私は主人公と邑崎さんがくっついてほしかったけれど。邑崎さん、高校の頃からずっと好きだったんだよね？軽いノリでセフレなんかしてないで、真剣にぶつかればよかったのに…。でもくっつかなかったということは、縁がなかったのかな。人間関係ってそういうものだよね。

スパダリだけど、不機嫌になったり喜んだり、人間味のある手越さんは素敵。でも、受けがひどかった。ボーイッシュな女性のような外見。横から見たときのウエストからヒップのラインは、まんま女性。でも前から見たら少年の身体。ショタちっく。あと、バカすぎる。優秀な手越と同じ職場にここまでバカな奴が入社できる？ってくらいバカ。知らずに保証人になっちゃうとかバカすぎる！もう１つの作品は、どうして常に着物がはだけてるの？実は股間を露出してんのか？とか思ってしまった。きちんと着物姿を見て描いて！