Sueさんのレビューリスト　

2巻目！お待ちしていました！ "なろう"で読んで面白いのでコミックになって飛び付きました。絵がとても素敵でドラゴンも可愛くて個性が現れていて2巻を待ちわびていました。原作は１年以上進展が無くこの原作者の方の他の作品も忘れた頃にアップデートされるので是非コミックは順調に原作に追い付いて頂きたいデス。それに出来ましたら原作者にプッシュして頂きたいです。(ご無理を申し上げてこめんなさい)

引きこもり作家と何気にスパダリな大学生のファン拗らせて押しかけ助手のお話し。ほんわかな雰囲気でもちゃんとしたストーリーがあるので読んで良かったと思える作品です。何だか美味しそうなお話しでもあります。

人の世界に興味や憧れを抱いたカラスやハトや猫等がいつの間にか人に紛れて住む京都。素性がバレても変わらず一緒に生きている。　一緒に美味しい物を食べて　問題が起これば一緒に頭をひねって解決する。人外と人が共生して美味しいものを食べ尽くす笑京都でのお話し。

絵が好きです。古き良き時代のホワ〜と温かいそしてチョッピリ怖い物語です。今は無くなってしまった様な家族や地域の他を思いやる気概がまだ生きていた時代の妖を見ちゃう甥っ子とそんな甥っ子を引っ張り回す今を一生懸命に生きる叔父さんの妖の国冒険団。この手のコミックを見ていつも思う懐かしくも失った帰らぬ時の残り香が漂います。本当は星4.5です！　そして続編が楽しみです。

本当に　絵がカッコ良い、美しい、魅せられる！主人公もスーパーにカッコ良いけれど　他の登場人物も負けず劣らずカッコ良い！おまけに　ストーリーもカッコ良いだけじゃ無くて　熱くて　色々な愛や友情や哀しい愛情も描かれていて　ホワンとして笑える処も有って　ミステリアスでダークな処もあって読んでワクワク、久しぶりの期待感いっぱい！初めてこんなにいっぱい“カッコ良い” を連発してしまった。。。アイスランドに、”引き裂かれる大地“ に行きたくなってしまった！筋肉体操して慧みたいになりたくなった。

初めてのゆき林檎先生作品でした。この作品でファンになってしまいました。美しい作品です、そしてハッピーエンドでありながら その切なさに 胸が痛くて最後の数ページを何回も読み直してしまいました。その後 何回かまた読もうとすると 最初の胸の痛みが蘇ってきて躊躇してしまいました。この蘇る痛みの為にレヴューも読後数年たって ようやく書く事が出来るようになりました。著名な作家になったらしい一方の彼の記念館の数ある展示品の中の記念写真に写る相方の彼のその出自による切なさが凝縮された様な儚さを含んだ視線、横顔は 華やかな場で撮られた(はずの)一枚だけに 胸がつかえてしまい、これが数年を経なければレヴューを書くまでに気持ちを落ち着かせられなかった一因でした。ただ この後のページで彼らの幸せは確認できるのですが 背景となる時代故の観念 社会構成等等による相方の彼の幸せの最終形態と原初からの切なさを描き切った小説の様な珠玉の作品と思います。