レビュー一覧

ダークヒーローが好きなので^^;立ち読みしたところ、しょっぱなから魔力云々とパラノーマルな世界…ちょっと躊躇しましたが、全米大絶賛の触れ込みを信じて借りてみました。結果、大正解！思ったよりヒーロー/ヒロイン対面が遅かったんですが、それも期待感を持って読み進められ、その後の二人のアクションと駆け引きは映画を観るようでした。最近現代物をあまり読んでいないけど、これはまさに現代のパラレルワールドで、タブレットやSNSも出てきますが、その世界観がすごい。魔法が存在する世界に引き込まれます。三部作の予定でまだ完結してないようですが、次作も早く翻訳が出ることを希望してます！

これはとても完成度の高い作品でした。プロローグとエピローグ以外は全て一人称、わたし（ネバダ）で描かれているため、非常に私的であり、片寄った感覚があります。それが家族との日常を切り取った会話の安定感を引き立たせています。これは上手い。作品全体のトーンやネバダの魅力にグイグイ引き込まれました。

強い魔力を持つ者が権力を握る世界。外見の美しささえ魔力で操作でき、魔力を持たない普通の人々とも上手く共存しています。何とも現実味のない不思議な世界のはずなのに、違和感なく引き込まれました。登場人物もみんな個性的で魅力があります。ちょっとお話が長いので休みながら読みましたが(笑)中身の濃いストーリーでした。映画化されたら興行成績1位になること間違いなし！ですね。

最初はありえない世界の話で、SFにはあまり興味がない私は想定されている世界を活字で読むのが億劫になりましたが、ヒロインがヒーローに会ってからは大ヒット映画を見てるみたいであっという間に読んでしまいました！ヒロインを取り巻く超一流の男性陣が自己中ばかりですが憎めない。ヒロインはとても魅力的で潜在能力も高そうな女性です。また、ヒロインの大家族も個性的な人たちばかりでとても面白かったです。続編も早速借りてしまいました！

面白かった。ファンタジーと言えばファンタジーだけど、うまく現代と融合しているし、なにより出てくる男性キャラがとても魅力的！クールで強くてドSだけど、優しい。ハマりました。続きが読みたいです。

最初は斜め読みがお薦めです。登場人物が多くて、設定や背景の描写も長いので、理解に時間かかりました。あらすじを捉えた後は、ぐいぐい読んで行けます。モンゴメリ、ピアース、ローガンとイケメンが3人出て来るので誰がヒーローなのか中盤まで読み進めないと分からなかったのがもどかしかったです。ヒロインがモテモテになっちゃうところがハーレクインっぽくて良かったです。　テキサス州が世界の中心みたいに書かれているので、作者のテキサス愛が感じられ微笑ましいです。

サンプルを見た段階では自分の好みではないかな、と感じていたのですが、高評価だったので思い切って購入してみました。結果、独特な世界観に引き込まれ一気に読んでしまいました！ハーレクインにはこんな小説もあるんですね。続きも読んでみたいです。

面白く、続編を読もうと思います。面白く書かれているだけに、世界観の作り込みや細部の詰めの足りないところが却って気になったりもしますが、読む価値ありです。派手に破壊や殺人がなされるハードさで、魔法を巡る話でありながら、雰囲気はSFです。実際、サイエンスによる小道具も多少は登場します。作品には独特の雰囲気があり、夫婦、つまり男女の共作ということに納得です。ところで、作中で魔力使いが用いる魔法陣は、わたしには荒唐無稽に見えます。魔法陣は、魔力とは無関係で、魔力に憧れる無力な人が考えてきた物ですから。それから、ヒーローが自分をハンサムだと言ったり、ひろいも、自分を、魅力的だとか、言うのが不思議です。ヒューストンがまるで、世界でいちばんの都会のように書くのは、世界を知らない田舎者という、アメリカ人らしさもいっぱいです。次作で、ネバダが自身の能力を伸ばしていったらたのしめそうだと思います。

面白かった。脇を固めるヒロインの家族か魅力的で、特に母と祖母が好きです。まだ続くので楽しみです。

ハーレクインと言うよりSFファンタジーですね。最初超能力の話しが出てきたからなかなか読み込めなかったけど、どんどん引きずりこまれて最後まで一気でした。これからシリーズ化するんでしょうね。楽しみです