レビュー一覧

ふつうのおそうざいがごちそうになる　食べ物に対する愛情を感じます

いつも奇妙奇天烈なお話の作者様が普通にほっこり良いお話を描いています。ありがちかなぁと思いながら読みましたがなんとなく心に残りました。はすっぱな女の子が真面目な女の子の年の離れた縁談に対してそれじゃ援交とおなじタダでやらせた私の方がマシと怒って、翌日怒られた女の子がはすっぱな女の子と同じ定時制に通いながら縁談を断ったと言ったお話が一番良かった。

タイトルに惹かれますね〜♪うん♪“うちのごはんのにおい”って♪嗅覚から、味覚と、いろんな想い出がよみがえるというか♪ステキな着眼点でよかったです♪

最高の短編集。その後が読みたくなるものがたりばかりでした。

ネカフェって、結構充実しているから「住める」と感じます。

ストーリーはシッカリしていて絵も良いが、ありきたり的かも知れません。

ガレージママや愚者の皮でトンデモ展開をする一方で、こう言ったしみじみした作品も書ける作者の引き出しの広さに驚きます。単なるほのぼの展開でなく、背景に貧困など社会問題も見えてきます。現実逃避したい人には向いてないかもしれません。

豪華ではないけれど、なくてはならないうちのごはん。良い話ばかりでした。

愚者の皮で有名な作者の作品ですが、読むとほっこりします 愚者の皮のあよやチガヤの前向きなところと似ています

ほんわかした絵柄でしたが、描かれてることは意外と深かったので驚きました。面白かったです。