レビュー一覧

え？これ「無色透明」の祐仁のその後のお話？オッサンになった祐仁があの祐仁と全く結びつかず、大概なオトコに成長してしまってる。千洋も祐仁をレ○プまがいのＨしかしてないように思うし事後に反省して優しくなるとか典型的なDVオトコ。「無色透明」も理解できなかったけどこちらも大概。上級者すぎるのかな？わたしはついていけなかったです。

無色透明シリーズの続編ですがよかったような悪かったような､､､でも前のと切れたところは個人的に良かったです。

ストーリー良かったです。初見タチネコが逆なイメージしたけど読み進むに連れて裕人にハマる千洋にしろ過去の男達は逃げれば追う、己だけのモノにしたい、って雄の性だよねーコレは。裕人が臆病からの脱却でマジ恋に千洋を選べたのは千洋のひたすら真っすぐ押しの勝利かな。

丸々代表作でした個人的には絵自体はあまり好きになれなかった内容的にはちょいストーカー気質な感じが苦手でした

『無色透明』読んでよかったのでこちらも手にとってみました。こちらも恋愛の痛みがヒリヒリくる感じがたまらないですね。ただ、先に『無色透明』読んでるからか、最後、隆一（過去）を吹っ切った証がほしかったというか、たとえば髭を剃るとか、煙草をやめるとか、隆一に与えられ覚えたなにかをひとつ捨てるみたいなのがほしかったな。

女に散々言われてきたうざったい台詞を、好きになった男に言ってしまって「こんな気持ちだったのか…」と少し内省するのが面白い(そこが主軸ではないですが)。「無色透明」から読むと登場人物をより深く理解できるので、そちらから読むことをお勧めします。絵は好き嫌い分かれると思います。

無色透明、を読んでからがいいかなぁと。あの傲慢で支配的なオトコが敗北する様が小気味よかったりした。オンナを振り続けた主人公がユージンに執着して振り回されて行くのも小気味いい。ユージンも、彷徨い続けてたのに、囚われてしまうのも、いい。２つ読んでスッキリする感じ。

主人公たちはいったい何歳なんだろう。結構な大人のようだがかなりこじらせている。

年下攻め万歳です。年上のカメラマンのほうがちょっとヘタレ。でも憎めないかんじ。編集さんの苦労が想像できます。

「無色透明」と合わせて読んでください。物語の深さが浸みてくると思う。大傑作。