レビュー一覧

双子の姉妹。身代わり＆初恋ものです。二人の恋の行方を見守るように読みました。ツンデレな王子とってもよかったです。なかなか素直になれないけど、ちょっとしたときに見せる顔が微笑ましい。ヒロインも健気で好感が持てるタイプです。アレクシスがツンツンしていてもヒロインはそのツンにあまり気づきません。ただちょっとしたところで見せるやさしさが男らしいというかどっちが乙女なのか（笑）とても応援したくなりました。可愛らしくて好きです。護衛騎士のキャラクターも好印象。姉とどうなったのか気になる終わり方でしたね。スピンオフ読んでみたい気がします。

アレクシスのツンデレっぷりに萌えました。言葉攻め、エロも萌え…♪　まっすぐだけど不器用、でもヒロインに見せる優しさがよいです（^^）妹は妹なりに姉や自分を想って行動できず、姉は姉なりに色々思うことがあったんだろうなぁ（でも、ちょっと横暴すぎとは思ったけど）中の挿絵も可愛くてあまい気持ちになりました。

幼い頃の約束のエピソードがとてもよかった。アレクシスのツンデレっぷりがたまらないです。甘々な言葉攻めのHもキュンとしちゃうし、好きでたまらない気持ちが伝わってきます。光と影。双子の姉妹の運命をそれぞれの立場で考えると複雑ですね。騎士リュシアンのストーリーももっと読みたい。イラストも可愛かったです。

双子の身代わり花嫁と幼い頃の約束の王子様、王道の美味しい設定で、素敵な騎士まで登場するのに、なんでしょうこの残念感。。。ちょっと理解に苦しむ状況設定や所々のセリフと進行具合に、ひとつひとつツッコミを入れたくなり、せっかくのラブシーンまで白けて流し読みしてしまいました^^;本当に失礼なんだけど、大人の方が書いてるんですよね。。。？本当に失礼なんだけど、ちゃんと考えて書いたとは思えません。辻褄を無理矢理合わせているようで納得できるものがなく支離滅裂で、国家としてあり得なかったり、外交としてもあり得なかったり、心理描写もちょっと理解に苦しむ感じです。しかも終わりよければ的な適当な感じのご都合主義大団円が待っていて白目剥きそうでした。

どんな時代のどんな国でも、たとえ一卵性双生児だとしても、体の関係まで持った妻が入れ替われば気がつかないはずがない。だからこんな無茶はできない……と、そこを「お約束」と割りきれるなら、けっこう楽しめる作品だと思います。ただ、しばらくたって「借りている本」のリストで表紙とタイトルを見ても、どんな話が思い出せない。そんな感じです。

世継ぎの兄と双子の姉妹の王女。末の王女は姉の王女の為に国民に名前も公表されず陰の存在となって生きている。もうこの設定だけで有り得ないと思いました。国内の争いもない平穏な小国にとって王女は政略結婚の大切な道具になります。これが大国で王子がおらず、双子の姉が世継ぎで敵国の暗殺に備えてとか、世継ぎの姉が病弱だから公務の肩代わりの為とかならまだ理解できますが。父である国王が盆暗すぎて腹が立つほどです。初恋の王子も髪は変装で染めていて瞳の色も大人になって変わったというのも。これでヒロインが大人になった自分に気付けと言う方が無理でしょう。ヒロインは健気だけどもう一度読み返したいとは思わないですね。

可愛い初恋話から始まって、どこでどう気づくのかなぁと、楽しく読み進めました。ただ国王と兄が不甲斐なさすぎて‥でもそれを挽回したのが護衛騎士！この存在がよかった。最後にあんな風に姉と護衛騎士を登場させたなら、きっとスピンオフがあるんでしょうね。

なぜ純潔の検査なのか、なぜ離宮に閉じ込められていたのか、なぜヒロインは姉の思惑にも思い出の少年にも気付かないのか…他にも理解不能の設定が多くて、楽しめなかったです。

設定は良いと想うんです。ありがちなものではありますが、すれ違いのもどかしさを読みたいのですから。でも。なんでこうなる？すれ違う理由が酷い。待ち合わせの木を間違えた。とは絶句です。別の章では大切な思い出の木。となっているのに間違える？他にも多々はぁ？と思ってしまう展開やら、セリフやら。。。特に。最後の最後。双子の姉については、呆れました。

可愛い思い出エピソードと王子のキャラはよかったのかも。ただ展開は最悪の構成。後半の姉の話はいらなかったんじゃないかと。妹を影にする意味もないくらい父親の国王はボンクラだし、わけわからん。