レビュー一覧

途中まで読んで「うわーまじかよ、、嘘だろぉ、、、」と呟いてしまいました、、、。なんというか、面白いか面白くないかではなく、単に好みではなかったです。とりあえず、セオリー通りを期待して読むと痛手がひどいです。常にムスクの香りがする女性にモテモテで仕事が出来る男前といえばセオリーなら傲慢自信家余裕の攻めといったところですが、この話だと雨に濡れて震えてる子犬です。そして受けでした、、、。（一般的によくある）受け視点の小説に慣れてたせいもあって、完全に騙されました(笑)そこが一番のショックでしたが、前半を読んだ感じでも、少し違和感がありました。違和感というかセオリーから微妙に外れてる感じ、、、。例えばセオリーだと泥酔状態でキスされる→彼女と間違えられたのかな、、、と受け（とこの時点では思っている）は思うところを「女に間違えるなんてありえない、こいつゲイだろ！」って思う感じ？最後まで読みきれませんでしたが、この設定でセオリー通りなら気に入ってただろうなと思えて残念でなりません。むしろ若手二人（ブレーキアクセルコンビｗ）がホモだったらいいのにｗって思いながら読んでました。

嫌いじゃないです。ゲイｘノンケのカップルで、上司（受け）と部下（攻め）です。よくあるリーマンものかと思いきや、後半で明かされる上司の事情は重く、ノンケの部下も上司からの求愛を最初、がんとして受け入れません。人を愛することをあきらめて孤独に生きてきた受けが、愛することを知り、愛される喜びを知ります。ノンケの部下が上司を受け入れる個所が唐突な感じもしましたが、成就して良かったなぁと思いました。