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この作家さんもっと絵が上手だった気が。初期の作品？木につっかかってカタリーナを助けたのは第二王位継承のテオでした。カタリーナに興味を持っていたんですね。いずれ迎えをよこすと言われた後、テオの兄が毒殺されるという事件が。そしてカタリーナはテオの弟フランツの家庭教師になり宮廷に上がります。フランツは香辛料にアレルギーがあるんですね。なので輸入が禁止されてると。フランツの体質が事件を紐解く重大なカギになります。宰相の娘のパトリツィアは辛かったですよね。自分の父の罪を糾弾しなきゃならなかったなんて。でも結婚を誓ったテオの兄を暗殺したのが父親だったから許せなかったんでしょう。しかも罪を許そうとしていたのにもかかわらずじゃ。このお話、パトリツィアを主人公にした方が良かったんじゃ？

タイトル的に面白そうだと思いあらすじを読んで溺愛系だと喜び読んでみました。期待どおりの溺愛系ではありましたが、うーんと思うところがいろいろとあったのがちょっと残念でした。

テオ様は初めからヒロインへ好意を向けてくれていましたね。でも、第一王子の毒殺等きな臭い事件もあり、テオ様の立場と変わってしまい、２人の仲もそのままではいられないでしょう。想い合う２人には幸せになって欲しいですね。