レビュー一覧

自分と同年齢、さらに夫を亡くし一人暮らしという設定も同じで興味を持ちました。話の流れに引き込まれほとんど漫画を読まない私ですが、一気に読みました。ただ、作者の方…世間にとって65歳というのはこんなに老けて感じるんだなぁ…おばあさん　って思われてるのか…というのが、少しショックで星を1つ減らしました　笑

おもしろいですが次々先を読みたくなるような勢いはないです男の子がそこまで魅力的には感じられません

高齢の女性が主人公の漫画を色々読んできましたが、この漫画は年代関係なく好きになると思う。うみ子さんと海くんの互いに影響を与え合うシーンに、私もこんな出会いがあったらなぁなんて思ってします。うみ子さんが周りの人達を少しづつ変えていきながら、うみ子さんも変わっていくのを見ていると、歳を重ねてもチャレンジって大切だなって思う漫画です。私も足を波にさらわれるような感覚を味わいたい！

主人公の容姿が65歳にしてはおばあちゃん過ぎるのと、周りがやたら面と向かっておばあちゃん扱いするのが少し気になった。世の中の65歳ってもう少し若い気がするし、若い人からしたらおばあちゃんの年齢でもおばさんって呼ぶ人の方が多いんじゃないかな？と思ったり。それ以外は美大に馴染みがないのでこんな感じなんだなって興味深かったし、絵柄がおしゃれで読んでて楽しかった。

とても惹き付けるものがある。あと、６５歳の意外と等身大リアルというか…。エモいことも身体が軋むことも特別じゃなくあるものでステレオタイプではないなーと感じました。今後も期待。

もはや65歳を老人とは言えない時代なんでしょう。現実社会でも現役で働いている人たちはたくさんいますし。

私は50代で体力記憶力の低下に色々怯んでしまうけど、この主人公の感性は鈍ってなくて、若いクリエイティブな人達に溶け込み、未成熟な部分もある彼らをフラットに寄り添える経験値もあり、時に焦りつつも、映画づくりという新たなことにチャレンジし、自らを表現し、心を動かしていく姿に勇気をもらえるお話で大好きです。

初めて（笑）面白いと思える本に出合いました。私は映画が好きで中学の時から「スクリーン」を読んでいました。この本って今でもあるんでしょうか。高校生になって映画館へ行くようになり、当時はシネコンじゃないから2本立てで１５０円（笑）そのお金を工面するためにバイトをして（1時間５０円）学校が終わってから３時間働いて映画館へ走る生活でした。今はDVDもあるし、アマプラで選べるし映画好きにとっては快適な生活です。海つながりの2人ように映像で残したい派でもありませんが、この作品は惚れたはれたや性描写の多い作品よりずっと面白く６５歳で大学なんて憧れますね。若者とのギャップもあるかもしれませんが、それは年上だからと臆するのではなく年下だからと優越感を持つのじゃなく何をしたくて生きているのかが究極の問題で答えは自分がうすうす感じているはず。改めて人生で後悔したことについて考えてしまいました（笑）作家さん、ありがとう。

65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。。心がズキッとくる漫画でした。懐かしいような、そうでないような（笑）失った青春は戻らないが、新たに作ることはできる。そんな事を思わせてくれる漫画でした。

丁寧な作り。映画というフィクションの世界に傾倒してる人たちだからか、キャラの感情表現もドラマチックにしすぎてて演出過剰気味。じっとり湿度が高い雰囲気が自分には合わなかった。