レビュー一覧

高評価より購入。高い。期待大だったけどストーリーも淡々と進み呆気なく終了。拍子抜け。星1で十分

先生の作品は安定してて大きなハズレがないと思います。主従関係も良かったです。それぞれの過去は辛いものだったけど、、ハッピーエンドで良かった。佐伯が世話になった旦那様のことは色々仄めかして終わるのもアリかなと思いました。

絵の美しさとストーリー性どちらも100点満点の作品です。こんなに複雑なストーリー、時代考証の方がついていたのかなと思うほどです。作者さんや編集さんがしっかり知識を入れながら作品を作ったんだろうなあと想像できます。2人の関係性の変化やイチャイチャの描写も時代に即していて違和感がなくて良かったです。エドも亮二さんもイケメンで最高ですし、設定にも無理がなく、エドの肉体も労働によってついた筋肉という感じがして好感が持てました。本当にストーリーがしっかりしていて、明治期の文明があらゆる人々の手で作り上げられそこに喜びや活力があったという様がよく分かって、明治時代を知る作品としても読めます。

受けの元カレ(というか元主？)がゲス過ぎるのに自分は自分のやってきたこと分かってて綺麗に死んでいきます、みたいに描かれてるのがちょっと納得いかなくてイラっとする。受けを助けたことだって純粋な思いやりではないからこの人の人生の徳とカウントできないし。でもまあ読み手としてはこのゲスの存在はストーリー上の必要悪と納得するしかないかな。そう納得できないとあんまり読み返す気が起きなそう。でも二人の関係が進んでいく過程や来てる衣服はすごくよかった。

とても穏やかに紡がれるお話でした。エドの目がどうにかなっちゃうのではと、ハラハラさせられて気が気じゃなかったですね。とりあえずハッピーエンドで安心しました。穏やかすぎてちょっと物足りなかったかな…というのが正直なところ。とても丁寧に紡がれてるお話なのですけども、好みの問題かなと。

理不尽な展開があったら嫌だなと思ったんですが、すっきりとまとまり、優しさが感じられました。

作者買いです。時代モノで主従モノ。受けの過去がなかなかに辛い。攻めの過去も暗め。二人が重ねていく時間が良いです。過去の男が割とクズ。エロもあってよかったです。

或る手紙から読んでしまいました。こちらだけでも2人の過去や馴れ初めなどがわかり、上下巻が寧ろその間を補足していく様でした。中原さんの浮世離れ感が一番響いたかも。

☆4.5 出自とか目のこと有耶無耶なままかなー？と思いましたが、最後に匂わせや回収してくれて良かったです。サッと読めますが、悪い意味ではなく読みやすい漫画で好みでした。

時代背景と不幸な生い立ちがグッときます。続きでないかなーと期待してます