レビュー一覧

本で発売されたのは2002年・・久しぶりに読みたくなって電子で購入しました。私はエヴァより幽白にはまっていたので幽白が載っている三巻が好きです。原作の最終巻から何十年もたったクラマ達のその後のお話。人間界と魔界・・同じ時間を生きられない・・でも一緒にいたい。二話収録されていて内容はつながっていませんがどちらも切なくて泣けます。

もともとコミックスを持ってたのですが引っ越しの際、手放してしまったので再度購入しました…。たまに読みたくなるんですよね。ＢＬを楽しむというより、セリフの選び方に感動します。人を想うための言葉の重みが感じられる作品です。

著者はインタビューで「思春期の痛みを覚えている」というようなことを言っておられ、すごい人もいるものなんだな、と感心して読みました。普通忘れて大人になるものだと思います。そしてそれを作品化出来るだなんて、稀有の作家さんです。忘れていた思春期。「人をいきなりドカンと好きになる」「訳も分からず行動してしまう」（心より身体が先に大人になる）感じをそこはかとなく思い出しました。エロ描写はそうとう克明なので、少しキツイと思いましたが、しかし、これは肉体よりも精神の話、「肉体の悲痛さをもつ心」の話なのではないかと私は感じます。

野火ノビタ名義の作品、初めて読みました。榎本ナリコセンセイと同じ絵柄なのに、世界観が少し違うような気がします。やはりエヴァのテイストが混じっているからかも。

中学生くらいの時に読んだ作品です。懐かしくなって購入しました。私は幽遊白書の蔵馬と飛影がとても好きで、先生のこの2人を題材にした作品を読んだ時の衝撃を今でも覚えています。本当に本当に切なく、素晴らしく、魂を感じる作品です。妖怪と人間の体に乗り移った妖怪、それぞれの時間流れかたを描き、朽ち果てた肉体の儚さ、永遠を願う心、どこをとっても切なく心が揺さぶられます。

うわー懐かしい！と思って買ってしまいました。幽白で見てました。どれもハッピーエンドではありますよね。

自分自身なんでこの本購入したかもよく分からないけど話も短編でグッと来ない途中から何これ？？と思う内容の話もあり消化不良でした

最初の数話は短めながらも面白く読んだのですが途中から某アニメ（○ヴァ...）同人作品と思えるものになっておりまして私はアニメ未視聴のため世界観や人間関係などがサッパリわからず楽しめなかったです(^_^;)そちらにも精通している方なら萌えがあるのだろうと思います。

「センチメントの季節」を読んだことがあって、エロなんですけどエロくないというか（いい意味で）エロだけじゃなくそこに絡まってくる感情の切なさとかがすごく好きで、こちらも借りてみました。こちらも面白かったんですけどう〜ん、ちょっとそれぞれ短くて切り取られ感がある印象でした（「センチメントの季節」も短編ですが完結感があってそうは感じなかった）。でも絵が雰囲気と合っていて好きです。