レビュー一覧

星は4でも良いと思う内容でしたが、ちょっとお高いので減らしております(すみません)。分冊版3巻を1冊に纏めた形で、ヒロイン視点→ヒーロー視点→その後(2人の子ども視点)プラスSS(ここが1番ラブラブかも？)、と進んで行きます。会話はあまりなく、独白に近い感じだと思います。ヒロインとヒーローの想いは読み手には分かるように書かれていますが、お互いの事情(秘密)が、お互いにそれを伝える事を容易ではなくしてしまっていて、なかなか切ない事になっておりました。ラストまで読めば、ハッピーエンドだと思えます。思えますが、若干複雑な思いも残ります。ヒロインもヒーローもお互いを本当に心から愛しているのが分かるだけに、1点の曇りが“ある”状態のままで一生を共にしたその心情やいかに…と。すっごい溺愛でラブラブだったのは間違いなさそうなので、幸せだったと思います。でも…と、どうしても思ってしまって(苦笑)。リアリティがあると言えばそうかもしれませんが、もしかしたら読み手を選ぶお話かもしれません。単純に、ラブラブハッピーエンドで良かったね(はぁと)というタイプのお話ではないかなと思いますので、ご興味を持たれた方はサンプルを(分冊版の方も)確認なさった方がよろしいかと思われます。私は面白く読ませて頂きました。

どっちサイドの本音を読んでも、あぁよかったねとは全肯定出来るわけでは無いんだけど、子供の独白と番外編で、うんうん幸せだったんだなってほっとします。名前呼んであげて欲しかったな〜。それだけが、彼の彼女への愛の真実を語れる唯一だったからね。

ほぼヒーロー目線のお話でしたが、すっかり引き込まれてしまいました。最初は文章が固くて、暗い雰囲気だな、と思いましたが、話の内容からこういうのもアリだなと思います。溺愛駄々漏れのヒーロー目線、その後の2人の様子などなど、あまり濡れ場があるわけではありませんが、ラブラブハッピーエンドでとても良かったです！(^^)ただ、ページ数の割に高いよ！(><)

双方からの視点が読めて、少し短いがとても良かった。すれ違っているのに双方思いやっているのが感じられて、しっとりとした話だった。

本当は★5つなんですが、少し短かったので★1つ減らしました。ダダ甘い転生ものです。罪悪感なく好感もてました。