レビュー一覧

前作『アンチアルファ』が好きで、即購入。２組のカップルどちらも大好きでした。オメガバースという古い価値観に立ち向かう恋人達のお話。葛藤する主人公達をどっしり受け入れてる悠仁がめちゃくちゃかっこいい！キュンキュンします。教訓じみてはいないけど、ジェンダーイコールがテーマ？なので、オメガバースの中でも斬新で読み応えがある＋エロさの面でもしっかり楽しめる作品だと思います。ただ、世間の凝り固まったジェンダー観・決まりごとに対して、気持ちよく戦ってくれる作品なので、王道のスパダリとかテンプレ的な少女漫画的BL展開を期待してる方には向いてないかも。逆に、「巷のオメガバース飽きたわ、Ωって結局ハーレクインのヒロインと一緒じゃん」って思ってる方、一味違うのでぜひ読んでほしいです！仮想の性別で『対等な２人の愛』をこんなに考察できるのってめちゃくちゃ面白い。作風すごく好きなのですが、作者さんが描きたいメッセージが分かりやすい反面、物語としては展開が読者に不親切では、、？なんか状況説明が雑かも？と感じた部分が少しあり、★４つにさせていただきました。前作アンチアルファの方がBLとしてはお話の完成度が高いかなーとは思うけど、今作はテーマ性が斬新で別の角度で楽しめます。２作とも買って後悔はないです！礼と悠仁が、オメガへの偏見や差別を乗り換えるたびに２人の絆が強くなるのもまた見たいし、静おじさん・類次くんカップルの関係もまだ始まったばかりなのでその後が読みたい！オメガバースシリーズ続けてほしいです！！

作者さん買いです。表題作よりもアンチアルファの2人の続きが見たくて購入しました。どちらも楽しめました。

凄く、素敵な作品です。おじ様カップルも色っぽくて素敵でした。でも、アンチアルファのカップルも大人の魅力が増して超イケメンになっていた。とても楽しく読めました、続編、出ないかな。

面白かった。こういう展開、好きです。キャラ作りが秀逸。

とても良かった。表紙は避けたくなる感じだけど、ギャップかな本質かな 偏見をはね除ける強さが 愛情たっぷりさがとても素敵でした。このシリーズはここまで読まないとしっくり来なかった。

前作も良いですが、今作も良い。アルファもオメガも、どちらもカッコいいです(どちらのカップルも)

前回よりもさらに面白かったです。名言もありました。礼がオメガだと周りが知った時に、おじさんが言った一言「がっかりすることは自分を損なうこと」非常に深い言葉です。ガッカリしたということは、期待値を下回ったからで、それまでの価値観しか持っていないことになるんです。また、悠仁の首に噛み合うがあるのを見つけたクソ叔父が「アルファなのに恥ずかしくないのか」と激昂するシーンで「愛の証だせ？」って不敵に笑う悠仁。とてつもない愛を感じました。

オメガを公表することを選び差別や侮辱と立ち向かう強さを持つ礼と、表向きアルファのままでもオメガである自分が幸せだと思える静。そんな彼らとパートナーたちが運命の番をこえて固い絆で結ばれる素敵なお話でした。前作に続き作り込まれたストーリーに絶妙な緩急があって惹き込まれます。ただのオメガバースではない魅力的な作品なので沢山の方に読んでほしい。

悠仁と礼のその後が読みたくて購入しましたが、表題作も良かったです。それにしても悠仁と礼はは相変わらず男前、ホントにお似合いな二人です。妊娠、出産、子育てとか続きあれば読みたい。

静が薬飲まない時点で、類次との関係は確信犯なのかとか…いつどこに惹かれ合ったのかとか…メインの二人には入り込めず終わりました。前作の二人の続きが読めたのは嬉しかったので、★はそちらに捧げます。