レビュー一覧

２巻読みました。はー、本当に。意味分からんけどずっと泣いてしまう。あまり大きな展開ないまま、小話的に続くのかなぁと思ってましたけどとんでもない。物語はどんどん展開されていきます。よく分かんないんだけどめっちゃ泣けるのはBL界のｱﾝﾉ監督と言わせてください…ﾎﾝﾄ天才です。

ARUKUさん節全開で大好きです。童話的なお話だけど今回は全体的にやさしい気がしました。相変わらずシビアなところもあるけど疲れてる時に読むと沁みる。個人的に、月に行きたいというナマズに提示した解決方法がとても優しくて泣けました。まだ続くようなので楽しみに待ちたいと思います！

荒廃した世界で、好きな人の魂を探す旅に出た仕立て屋の羽繕。魂の欠けたゴドーくん、何で目が覚めた瞬間から羽繕のこと恋人だって言い出したのかなと思ってたけど、生前両片思いだったのか。まさかずっと側にいたとは。悪魔や天使も出てくる特殊な世界観ですが、不思議とすんなり受け入れられる。途中、羽繕がこれは自分が見てる幸せな夢の中かもしれないと思うのですが、こちらも素敵な夢を見させてもらっている気分でした。続きが早く読みたい。

素晴らしいです。他のBLとは一線を画してる。あぁ　ARUKUさんの世界観ほんとに唯一無二ですね。一つ一つのお話や登場人物に心を寄せては切なくなったり優しい気持ちになったりと、、とても心を動かされます。ARUKUさんの作品は、やはりARUKUさんの絵でこそその世界観に説得力を持たせるのだと思う。期待して次巻も待っています。

控えめに言ってもとんでもない作品です。数々のBLを読んできたのになんでこんなすごいの今まで知らなかったのか！と思いますが、これ普通に読んでも誰もBLだと思わないと思います。普通にマンガ大賞とか獲っちゃっていい作品です。読んでいると完全にその世界観に入り込んで我を忘れます。胸が痛くてたまらないのに救いを求めて読み進めてしまうのはこの先生ならではですね。３巻が待ち遠しいです。どんな結末が待っているんだろうと考えると楽しみなような知るのが恐ろしいような気持ちになります。

アルクさんの脳内をみてみたい(笑)こんな暖かな柔らかい発想、お話が生まれてくるなんて、どういう生き方をされて、どういう考えされてるんだろう。意地悪いキャラもいるし、現実的な厳しさも備わってるのに、優しく包み込んでくれる。意地をはらずに、今からでも、優しい人になりたい！ってなんか思わせてくれます。今2巻でたばかり。魂のありか、いつ気づくかなあ。近くにあるもんなんですよね。結局。でも、回り道は、決して無駄にならない。二人のお話を最後まで追いかけます！

ファンタジーの傑作です！切ない悲しい美しい楽しい幸せが全部あるお話で、どんどんストーリーの中に引き込まれて行きます。独特な世界観と作画の作品が多いので好みは分かれると思いますが、この作品は多くの方に読んでいただきたい１冊です。

アルク先生の大ファンで他媒体ですがこちらも作家買いです。読んでみてもうこれぞアルクワールド！！てくらい感動しました。愛する人が目の前で亡くなる。。それだけで胸が締め付けられます。喪失感から人形をつくり、たましいを探す旅に出ます。実際のゴドーと人形のゴドー君はかけ離れていてそれが面白い。薔薇さんとなめくじのお話には涙し、『傘になりたい』で号泣。「あなたのためなら死ねると思う」、にグッときて、死んでもなお「あらゆる不幸から守りたい」はぶわっと心に沁みました。相手を振り回す安っぽい愛ではなく真実の愛がここにあると確信しました。

これぞARUKUさんと言う感じのARUKUワールドでした。最近読んだARUKUさんの作品、エッチが多くて、まあそれもよかったんですが。こういうエッチもないけど、厳しい世界の中でもキラキラと優しさを忘れずに生きていく主人公の話が好きです。心の中に優しい気持ちが流れ込んでくるようないい話でした。続きが楽しみです。

作者買いです。明日屋を彷彿させるARUKUさんにしか描けない世界観がたまりません。サンプル部分でわかるように世界が終わり、人間のゴドーが亡くなり人形のゴドーが誕生する所から物語はスタートし、魂を探す旅の途中での出逢いが1話ずつ紡がれていきます。このスタイル、まさに大好きな明日屋と同じ展開！一つ一つの出逢いに理由やきっと伏線があって、それぞれの話に愛や切なさ、優しさが詰まってます。もー、さすが！です。ジャンルとしてはファンタジーで(で良いかな)まるで童話のよう。言葉の紡ぎかたも秀逸で胸をしめつけられるような、じんわり温まるような、胸の奥が熱くなるような、、いろんな感情がわいてきました。BL色は薄いので直接的な表現や行為の描写を求める場合はNGです。私はそういうBLも大好物ですが、この作品にはまったく求めず(笑)この後の二人？の旅がハッピーエンドになりますように！と願いながら次巻を楽しみに待ちます