レビュー一覧

ヒーローにとってはヒロイン以外どうでもいい存在です。結構な具合で自分本位なヒーローですね。ヒロインも残念ながらあまり魅力的ではなかったかな。

ヒーローの好感度が全く上がらず最後まで行ってしまったため、ヒロインとのイチャイチャも楽しめませんでした。「君を守る」的なことを何回も言いますが、結果的に母と悪役令嬢の攻撃をヒロインから守れていませんし、ヒロインが安心できる環境じゃないのに、ヤることは一丁前にヤる口だけ男。読者視点で見ると、ヒロインがDVされているような気持ちになり、かなり苦痛でした。腹黒の要素が最後の種明かし部分しかないせいで、全体的に無能な印象を受けてしまいました。イラストが好みで設定も気に入ったので買いましたが、残念です。

ヒロインの境遇はかわいそうだけど、ストーリーとしてはいまいちだった。残念ながら、きゅんとするところが無かった。イラストは最高に良かった。

大罪人の両親を持っているが大丈夫かしら私だったら人知れず生きていきたい。

いやいや、話も良かったですが、イラストがむっちゃエロくて、それだけでもう十分★5つかと。

とても面白かった。溺愛だけかと思ったら、最後に…。面白かったです。

お話自体はそれほど面白かったわけではないのでお話自体は☆３つ、Cielさんのイラストが美しかったので＋１。

最後まで読んで、ヒーローが腹黒過ぎてびっくりしてしまった。ライバルはヒロインを何度も殺そうとする酷い女だけど、全てヒーローの掌の上で、その浅はかさは周りが認めていたのだから。病気もヒーローの自作自演、お兄さんが亡くなったのも、ヒーローの計算。すごい。

ヒーローの独白部分が少しだけで淡々としていたからか、ダークな面がそれほど印象に残らず（やっていることはかなり黒いですが…）、思ったよりもあっさりしていました。ヒロインはヒーローの企みに最終的には気付きながらも、そこに絶対的な愛があるから目をつぶれるのでしょう。皇妃が第一印象のわりにかなりまともな人だったのは意外でした。

皇太子が兄の婚約者だった幼馴染みを手に入れる為に裏で暗躍するというある意味ソーニャの王道です。悪役の公爵令嬢を唆すために皇太子が抱きしめるシーンで、何故か義母と抱擁している誤植があったのは残念。エッチのシーンは、拒んでいた割に関係を結んだ途端すぐに快感を口にしてしまうのが若干違和感がありましたが、そこそこ盛り込まれています。ヒロインの両親を陥れた皇帝へ、彼女を苦しめた者を亡き者にしていく皇太子の『粛清』はまだまだ続く。