レビュー一覧

狡猾な父親がまた何か仕掛けて来るのかなと思ったのですがそういう事も無く、ただただ二人のジレジレ両片思いの物話でした。ヒーロー視点のお話も欲しかったな。

初恋拗らせヒーロー物語でした。2人ともピュアで、悪い人が出てこない通じ合ったらハッピーエンドでした。

２人のすれ違いがもどかしく、でも確かに勘違いしてしまうよなと思いながら読み進めました。読後感はスッキリです。

どなたかも書いていますが、これで終わり？と思いました。もっと長く描いて欲しかった。途中までの二人のすれ違いは切なくなりました。最後はハッピーエンド。Hシーンは控えめ、イラストはきれいです。脇役のクレイグが良いアクセントになっています。

ヒロインの父王が己の保身しか考えてないような狡い人だったために、すれ違い、両片想いのヒロインとヒーロー。 そんな中で時折見せる、ヒーローの然り気無い優しさ、ヒロインに向ける愛おしさ、他者への嫉妬心。良かったです。が、何ででしょう？何か物足りない…。２人が仲睦まじい描写とかもっと読みたかったですかね。それとも最後の戴冠式で、仲違いしてたヒーローとヒーロー父のやり取りが読みたかったんですかね。読み終わって、えっ？これで終わるの？と思ってしまいました。

素敵なイラストでした。ヒーローとヒロインは、ヒロイン父王のせいで、争いになり、２人の心はすれ違っていきます。ヒーローは初めて合ったときから好きだったのですが、ヒロインは恋をしたことがなく、最後の方まで恋ってなに？という感じです。お互いの勘違いが早く解決してればここまでこじれずすんだと思います。

海の荒波や荒涼な大地がお話のメイン舞台で、少し寒々しい雰囲気の中、ヒーローとヒロイン二人の関係のお話です。主にヒロイン視点で語られるのですが、父である王に道具のように扱われて来たという事でかなり受動的で、消極的、生命力薄め。なのでお話の中で、かなり長く投げやり路線の思考です。一方のヒーローが拗らせまくっている為、子供対子供みたいな展開。実際若いから仕方ないかな。TLあるあるの設定ですが、小さい頃に可愛い子に会っただけでこんなに入れ込むのかな？とヒロインの魅力についても疑問に思ってしまいます。こちらの作家さん好きなんですが、今ひとつ主役二人にハマらず残念。脇役の皆さんや終盤の脇役目線のお話は非常に楽しく読めました。

最初はどうなるんだろって思っていましたが、誤解もとけハピエンでしたね。お話としては王道のすれ違い、溺愛パターンです。祖国の父がどうするのかちょっとわからないですが。

初めはどうなるかと思いましたが、誤解が解けて良かった。先王女のお母様が優しい方で素敵でした。良かったです。実家の行く末が気になりましたが、幸せになってほしいです。

ヒロインを得る為、父王と対立したヒーロー。ヒロインもなかなか素直になれず、お互い初恋の拗らせですね^_^;ハピエン、王道のお話で、安心して読めますが、どこかで読んだお話にそっくりで。普通にヒーローもカッコ良く、ヒロインのこと溺愛のお話で良いんですが、たぶん読み返しはしないかな。