レビュー一覧

切なかったり、微笑ましかったり、びっくりしたりするお話の詰め合わせ。どれも良いけれど、中でも特に胸に迫るのが最初の作品。亡くなった兄の恋人と向き合う弟。淡々とした会話とモノローグ。兄を、恋人を思って流す涙。志村さんの絵が2人の痛みと悲しみ、微かな怒りと再生を、繊細なタッチで伝えてくれます。是非。

うーん、なんかどれもピンとこない作品で私には合いませんでした。志村先生も、短編集も嫌いではないから、ほんと好みの問題かと。

短編集です。兄に男の恋人がいて戸惑っている弟の話だったり、15年前の淡い気持ちを引きずっていたり、それぞれ面白かったです。

同人誌の作品をこうやって読めるなんて幸せ。恋の始まりや芽生えが描かれていますが、どれもちょっとだけ切ないです。数ページでこんなに余韻のある作品を描けるなんて素晴らしい。

初読み作家様ですが、タイトルに惹かれて購入しました。まさに男の子の純情です。短いながらも、ドラマがあって、ドラマの中の一部分を見たような印象です。これは恋の予感なの？と思わせるような感じだったり、あぁ、なるほどねと感心する話だったり、とても上手くまとめながら、読者の想像を掻き立てる結びがどれも素晴らしいんです。とても素敵な短編集でした！９２ページの中に7つの物語が入っています。オススメです。

それぞれの話は短いですがしっかり萌えさせる展開があって志村貴子先生は最高です。

全部のお話が短いですが、上手くまとまっていて短さを感じさせませんでした。面白かったです。

同人誌だと聞いたからか新鮮な感じのお話に感じます。

中途半端に思うものもあれば、読み終えれば全体的に満足のある一冊でした。続きが読みたい。

絵が少し苦手かな？と思っていたけど、実は独特の絵柄のそこが魅力的なのかな？とも思うようになりました。なんか気になる作家さんです。