レビュー一覧

お互い話し合えばそこまで拗れずに済んだのに、と思いました。甘さ少なめに思いました。

お互いに相思相愛なんだけどすれ違ってました。もう少しキュンキュンできる要素がほしかった。

絵が綺麗でした。よくある愛情があるからと言わずに何かの理由をつけて、契約結婚のような始まりをする物語です。ヒロインがまだ高校生という若さはなかなかないので、珍しいです。ヒーローは、自分がロリコンではないかと、相当悩んだと思います。１３歳の少女に惹かれてしまうなんて、悩みますよね。しかも、それまで、恋愛や結婚に興味がなくて、ヒロインが初恋なんだから。ヒーローの悩める姿が想像出来て、クスリと笑えました。ヒロインも、二十歳までは、ヒーローに庇護されてることに違和感をもたなかったけど、二人の間で、考えた年が違い、ヒロインは、悩みます。こういう契約結婚物語によくあるヒーローの最初の言った言い訳とか結婚の理由がのちのち、ヒーローにとっては足かせに、ヒロインにとっては、苦悩のもとになる定番で、ヒロインは、仲のいい女性秘書が、ヒーローの結ばれなかった好きな女性と勘違いし、迷走をはじめてしまいます。でも、ネクタイとかは、そう思われても仕方ないかな。プレゼントしたら、あなたに首ったけという意味になるアイテムだし。それを無自覚に選ぶ秘書も、何も思わずに何度も受けとるヒーローも、あまりにも、若い女性の心理に疎すぎて、ヒロインが可哀想でした。秘書が言ってたように、結婚してるわりには、女性の心理を全く理解してないヒーロー。庇護愛が強すぎて、お人形さんにしちゃってるあたり、ヒロインの心理とか考えてなさそう。ヒロインと出会うまでは恋愛にも女性にも興味なかった初恋の遅いヒーローだから仕方ないのかな。ヒロインがもっと大人の女性だったり、心身共にちゃんと夫婦だったり、結婚してもっと年数経って、秘書がネクタイを出張や会議や接待などの時に、変えさせるために買ってくるのが当たり前のことだと、受け止める度量が出来てそうだけど。関係のないままの結婚生活で、大人の魅力的な女性秘書がそんなことして、さらには、好きな女性がいて結ばれなかったと聞いてるヒロインからすれば、ショックだし嫉妬もするだろうし、ヒーローのことを考えて、身を引くのも当たり前な心理で、ヒロイン可哀想でした。自分の言ったことや言動で勘違いされても、ヒーローは自業自得。それにおいうちをかけたのが、女性秘書の行動。やっと、就職した年齢のヒロインには、わからない大人の世界で生きてるヒーローと秘書だから、ネクタイで勘違いされるとは意外でしょ

面白かった。かすみの勝手な思い違いから、話が進みその事により、たいせいさんとやっと夫婦になれた。しかし、たいせいさん7年間も我慢するなんて凄いです。好きだから大切にする、好きだから身も心も一つになる。どちらもありだと思うけど、7年間待つのは、夫婦でありながら辛いと思う

読んでいると両思いってバレバレなんですけどね。最初のプロポーズの言葉が誤解を招きましたね。

12歳の歳の差があって、ヒロインが13歳でヒーローが25歳の時から…というのは現実離れしてるかなぁとは思いました。ですが、この年齢差とそれ故の葛藤から成り立つお話だから、そう考えれば楽しく読めました。ヒロインがそう勘違いしてもおかしくないヒーローの言動があるし、ヒーローの鈍感さも手伝って拗れるけど、周りの人に恵まれてうまくいく感じです。

ずっとヒーローの恋人が秘書だと思い続けていたヒロイン。状況だけ見れば、そう思ってしまうのも無理はないと思う。奥さんも入れてみんなで飲めばよかったのに、やっぱりヒーローの守りすぎだと思います。

何て言うか、ヒーローの言い方に難！しかも、寝技で問題先送りとか質悪い(笑)ヒロインも思い込みで爆走し始めるし、アレよね。割れ鍋に綴じ蓋！

ヒロインの思い込みがどこまで続くのか…。こんなに愛されてるのに…。拗れて具合に少々焦れましたが、ようやく本当の夫婦になれてよかった。

お互いに両想いなのに誤解したままの状況に焦れます。こんなハイスペックな旦那様はなかなかいません。うらやましい。白崎小夜先生のイラストがピッタリすぎて素敵です！