レビュー一覧

最初は複雑な思いもあったけど結局は趣味が一緒ということですね。

神林という友達に長年片思いしそれこそ神のように崇め讃えている2人が恋に落ちて喧嘩ばっかり、というお話。なんというか…甘さが足りませんでした。事実を記述して終わり、ってな印象でしたー

これはビックリ！！先生の作品大好きなのに物足りなかったぁ。、。なんか、安西さんの醍醐味の切なさどこいったかな(笑)？ケンカップルというには、攻めが不憫な気がします。もう少し、受けが相手をおもんばかって、2人で落とし所をみつけれるといいなぁーと、読み終わって思いました(笑)。

同じ男を好きになったゲイ二人のお話。二人の価値観の違いや、それをすり合わせて関係を築いていく普遍的な恋愛小説です。BLながら、共感する部分も多く面白かった。

同じノンケを好きな2人が出会って恋に落ちていきます。なんだかんだお互い同じ事で悩んでいて、ほんとに気が合うんだろうなーと思います。多少の衝突はどんなカップルにでもあること！乗り越えて幸せになって欲しいです。

安西先生らしく、甘い両片思い！あとがきで変化球と仰ってる通り、お互い同じ友人に長らく片思いしているふたりが少しずつ惹かれ合って…というのが良かった！マニアックなものが好きだと同志に出会った時めっちゃ盛り上がりますよねー！語り尽くしちゃう！そんなふうにふたりの距離が急速に近づいていくのが実感できます。また、両思いの後ハッピーなままじゃなくて、考え方の違いから衝突を繰り返したりゴタゴタしちゃうところまで、さすが…って感じで安西ワールドを楽しめます！

あとがきによると変化球の両片思いを書いたらしいのですが、直球の両片思いのキュンっとくる感じがなくてちょっと残念。後半のお話の二人の気持ちのズレから起こるあれこれがリアルで切なくなります。根本が一途な二人だからうまくいってよかった。

お互いの欠点というか合わない部分を理解しつつ、それでも会いたくなる心情がよく描かれていて面白かったです。

同じ男を好きで、それも一途に長年片恋し続けて、同病憐れむ(?)とか共感し合っているうちに、互いを意識し合って恋に落ちていくと言う、面白いお話でした。それぞれのキャラが個性的で、最後まで当人達の性格がぶれずに話が進んでいき、日常的で身近な感覚だったせいか読後感も良かったです。

違う男に片思いしていた二人がカップルに…設定はとても面白かったのですが…期待が大き過ぎて、展開が悪化なかった印象です。でも攻めのキャラは真面目で融通が効かないお坊ちゃまで、受けキャラを愛してやまないところは好き。好みのタイプでは決してないけど、好きになっちゃったら仕方ない、止められない。そんなお話。