レビュー一覧

切ない、でもそれがいい！先が気になり、幸せになって欲しくて読む手を止められませんでした。

好みの問題とは言え、評価低い人いるんですね〜人と違う容姿というだけで　生まれてからずっと孤独な青年が鬼の子を拾う、意思の疎通が出来ないからこその葛藤とラスト…鬼の人生は長い！私は　このお話好きです！BL要素は殆どありませんがホロリとホッとするストーリー是非読んで頂きたい！

深い？？私にはすこし理解が追いつかず。何回か読めば分かるのか、わからないのか、、

儚げな絵とお話がマッチしてて、、言葉が通じなくて、切なくて、最後、年をとって最期を迎えようと、あかと過ごした山におぶわれてきたとき、泣きましたー！もう、切なくて切なくて、、でも、まさか、こんなハピエンが待ってたとは。嬉しい！！

なんかちょっと、う〜ん...です。最後のストーリー展開に合わせて途中経過がある感じでいい話しっぽいけど、なにか浅い。母親の話しも、重い出来事の筈なのにサラッと済ませてるし、何より何で急に執着しだしてそんな関係になったのか？理解できませんでした。きっともっと長編にしていれば、しっかり描けてたのかもしれません。

素敵な終わり方でした。でもお互いの気持ちが伝わり合うシーン欲しいよね( ´ ▽ ` )例えば、あの時はどう思ったとかの答え合わせのシーンとか( ´ ▽ ` )やっぱ2人の会話欲しかったな〜。駄目なの嫌なのは無いけど、物足りないのが多い。レンタル48時間で充分でした。

ニーチャから作者さんを知り、読んで見ました。アカと佐吉が幸せに共に生きるためには、それだけの時間が必要だったのですね。後日談で救われニヤニヤしたのは私だけでは無いはず！永遠に共に…独特の世界観が素敵で、この作家さん好きだなぁ！

かつての拾い子を伴侶に〜という流れがちょっと……、という方は多いと思います。が、愛情の形は人それぞれですし、変質する愛もある。という事を体現した様な内容の作品だと思います。特に今作の主人公は村の老害の被害の上に孤独に身を置いていた為、"普通"とはかけ離れた存在と身を寄せ合った事で、対象に依存・固執してしまった。しかし、アカの為と手離して尚、見守る姿は親としても恋人としても共通する思い遣りだと思います。再会後、親愛が恋愛になってもやはり主人公はアカを守ろうとし、アカはそれに応えてくれました。終幕、哀しい終わりかと思いましたが、ちゃんとハッピーな終わりを迎えられて良かった。最後まで読んで感動しました。

人と鬼の、言葉が通じないながらの心を通わせる美しい物語でした。人視点からの描き方で鬼の言葉や心情を徹底してモノローグ等でも人語に翻訳記載しないところにこだわりを感じました。そのぶん仕草や目線で鬼の感情が細かく表されていて、まさに優しい紅椿という初期希望タイトルにピッタリな描かれ方でした。耽美なぶん読者の置いてけぼり感もありますが、それを差し引いても素敵な作品です。

赤子のアカが本当に本当に本当にかわいかったです！そして2人の本当の愛...泣きました...2人で長い長い時を過ごしているんだな...と思うと心にグッときました...最後の2人の笑顔がたまりませんでした。