レビュー一覧

自分の子供の頃と似たような経験・心情もあり、ドキドキしながら読みました。可愛らしい絵ながら、しっかりとした内容でした。

これって現在進行形の、何も解決も改善もしていない話なのでしょうか？　和解にしろ断絶にしろ、親と自分を切り離して考えられないうちは、自分と自分がいる状況を理解することは難しいと思います。そういう視座にたどり着いた上での話とは到底思えないほど、他者が不在の物語です。認知療法としてはありなのでしょうが、作品として読まされるのは正直付き合いきれない。４話まで読みましたが…。作者としては私はこんなに辛いんだ！！っていうことなのだろうけど、読み手の私としては只々弟さんが哀れです。

読んでてすごくモヤモヤしました。虐待はもちろん許されることではないけど。主人公目線しか書かれてないからなんとも。そして経済力のある父親の元でお金に苦労しない人の話だなとも思ってしまった。全てにおいてモヤモヤ。。。

うーん。高レビューに押されて一気買いしてしまった。旅館の人の優しさで泣けた。あとは何だろう、お父さんの事がモヤモヤしてるみたいだけど、子供たちがめちゃくちゃにされてるから意をけっして離婚に踏み切ったのでは。お父さんなりに子供たち守ったよ。それにお母さんに言いたいこと言えて良かったじゃん、エッセイでさくっと描いてあるからなのかな、なんか内容薄いなぁ〜と思ってしまった‥。

虐待の描写は実にリアル、その後その人の人生に与える描写がもっとリアルです。でも、呪われた家庭は新しい家庭を持つことでしか解決しないと書かれていて家族の作れない1人の私は死にたくなりました。

私の知り合いの奥さんも、この作品の母親とそっくりです。自己愛性人格障害という性格の病気のようで、常に自分が正しく、相手が悪いという考えなので話す意味がありません。攻撃的で、人の痛みに鈍感なのに自分のこととなると大袈裟に騒ぎ立てる。この作品の父親も母親の被害者の1人だったのではないかと感じました。こんな母親と長年暮らし、助ける元気もないほど疲弊していたのでは？一家の大黒柱で、責任ある仕事をしながら子供3人を育てるって、、とっても凄いことです。お金で解決しようとすることも愛情です。お金稼ぐのって本当に大変ですよ。苦労して稼いだお金を子供に使ってくれているんです。

人のベースは家族であるという当たり前な事を考えさせられました。

幼少期の育てられかたはその後の人生に大きく影響することを改めて感じました。産まれてくる家は選べないしある程度大きくなるまで、自分の家がおかしいということも気づけない。子どもは無力ですよね。お母さんはおかしいとして、お父さんにイライラ。事なかれ主義か！？

多分、“物語”としてはこの終わり方に納得しない人もいるかもしれない。でも、一人の人生として、この決着のつけ方は、良いのではないか

病気でしょ。お医者さんなのに専門医にちゃんと診てもらうことを避けて悪化させた結果だよ。旦那もだめ。