レビュー一覧

処世術指南も織り交ぜながら、オモシロイ作品に仕上がっていると思います。古さを感じないです。

自由気ままな一人旅(兄探し)で起こる(起こす)奇想天外なストーリーに引き込まれながらも主人公の生きざまに羨ましさを感じました。

　大昔の劇画で今と状況が合わない部分があるから万人受けはしないでしょう。ただ、こんな劇画もあったなあ、という懐かしさでしょうか。それにしても、調子良すぎですよね。

学園闘争の余波が残る時代背景とはいえ。倫理観が酷すぎる。屁理屈を言い女を凌辱する若者の旅。これが痛快な物語だった時代があるとは。現代においては不快なお話でしかない。絵も雑。