レビュー一覧

まわりくどい彼女にちょっと疲れました。何様なの？！

主人公への辛口レビューを見て迷いましたが、私には好きなキャラだったので、借りて良かったです。策略家でも、あざとくても、一途だし、面倒な行動も可愛い。全てが彼女の思い描いた通りにいくのか、本当に全てを掌握するのはだれか、楽しみながら読めました。

作家さん買いです。気持ち的には3.5かな。ヒロイン計算高すぎて、ホントにヒーローからそんなに可愛く見えるのか疑問が拭えず…。作家さん好きなのでちょっと星多めにしました。読後はちょっと疲れたかな笑。

自分が男だったらと思うとこんなヒロインは嫌だな…。いつ逃げられるかわからん！まーヒーローすげーと思ったよ。

タイトルを見て面白そうだと思い読んでみました。読んでいて内容が面白くって、ドキドキしました。

この作家さんの描くヒーローやヒロインは面倒くさいタイプが多いのですが、その中でもこのヒロイン・麻衣子はトップクラスに面倒くさいです。学生時代に彼と付き合ったのも別れたのも、そして再会後は作家になった彼の担当編集として焦らし焦らし、流されかけても寸止めで逃げる事数回。何が彼女をそこまでさせたのか＿＿＿？てな理由がある意味スゴイです。結局「策士策に溺れる」ってな感じで彼に捕獲されてめでたしめでたしです。回りくどい恋愛物語が好きな人におススメ＾＾♪

物語を書いて本を出すって、すごいことなんだなあって思いました。まさに、作者と編集者の子供ですね。作り出す苦しみ、生み出す苦しみがすごいんですね。ヒロインあざといかもしれませんが、でも、そこには、ヒーローの作品にたいする人生をかけた愛情や情熱があって、こんな形の愛もあると思います。何かを作り出す芸術家や作家ならではの恋愛の形だろうと思います。普通のただのサラリーマンのようなヒーローにそんなことをするヒロインならば、ただのあざとい嫌な女の子だろうけど、相手が作家ならば、素晴らしい愛の形ですね。健気です。相手に書かせるためならば、恋愛も自分の人生も身体も何もかも差し出せるなんて、究極の犠牲愛ですね。

作者買いをしました。始めから心を鷲掴みにされて少し読んでは読み返すことを繰り返しながら、あっという間読み終えました。予想できるような裏切られるような展開を繰り返し、納得の結末で大満足です！

作者買いなので面白かったです。ヒーローが良い作品出せなくなったらヒロインはまた策を練るのかな