レビュー一覧

話がゆっくり進んでいて、ちょっと物足りないかな？48時間があればいいのに。どんな風に女子高生とおばあちゃんがイベントを楽しむのか気になるところで終わりました。ゆるーく、つらつらーとした話です。あまり読み返しはしないかもなぁ。

一気読みしてしまった……二人が新しい事を体験していく様子が見ていてとても輝かしかったです。ずっと二人でカフェで語ってほしいような、でも二人の将来を思ったらこれが最適解かなというような、そんな終わり方でした。ハッピーエンドです。

５巻まとめて買って、ちょっとずつ大事に読もうと思ったのに、続きが気になって一気に読んでしまいました。なんだかほわっと明るく、優しい気持ちになれるお話でした。周りとテンポが少しずれていて入っていきにくいけど、本当はちゃんと自分を持ってるうららさんに、あなたはちゃんと勇気を持ってるよって教えてあげたい。生き生きとマイペースに、ちゃんと丁寧さも持って暮らしている雪さんには、長く健康でいてほしい。そして二人には、遠距離でも友達でいられるって思っていて欲しいです。

一気に全巻読んでしまいました…と言いたいところですが、読み終わるのがもったいなくて、1日1巻と決めじっくりゆっくり読みました。なんて事ない日常が淡々と進んでるようで、実際には非日常の連続。大きな事件は起きないけど、雪さんとうららちゃんの、お互いに相手を気遣いながらのやりとりにほっこりします。

歳をとると体が自由を許さなくなるけど、心はとっても自由なんです。若い頃は凄く縛られてる事が多いから。

主人公の1人、市野井雪さんが素敵な人です。こんな人が近所にいたら、たまに訪ねて行って一緒にお茶を飲みたいです。もう1人の主人公、うららさんはちょっと面倒くさい高校生だけど、大学進学したらきっと世界が広がって、成長していくことでしょう。2人を結びつけることとなったコメダ先生描くBLマンガはどこが良いのかよく分かりませんでしたが（笑）、このマンガがより広い世界へ足を踏み出す大切なきっかけになったのですよね。コメダ先生も創作者冥利につきますね。誰かと好きなことを共有し、共鳴し、おずおずながらも連絡を取って語り合い、勇気を持って新しい世界に踏み出し…という展開が、外に向かって自己表現をできないうららさんのような十代の若者には、どれほど大切な人生経験であることか。市野井さん、人生の先を歩く人として素敵なことをしていますね。市野井さんのお嬢さんがいるのはチェコなのかなあ。思い切って引っ越してしまったけど、どんな冒険をしているんだろうーとこちらに思わせるのは、読者としての私が登場人物に愛情を持ったから。素敵な世界を味わわせてくれて、ありがとうございました。

K-POPにハマって、ファン同志年代も国籍も超えて友達になったあの頃を思い出しました。好きの絆は強いなぁ。

商業BL好きにはワクワクほっこりする展開とキャラクター。一年半先なのね…、わかるわかる！イベントの列に並ぶの大丈夫かな、開場から少し時間開けた方が…、とリアルな心配をしてみたり。たくさん読んで、BLの魅力にハマってくださいね！

BLと出会ったおばあちゃん、BLが好きな女子高生。不思議な組み合わせの2人の交流。なんと無く読み始めて、ふと気づいたら読み終わってた。 BLを読んでキュンとしていたおばあちゃんが、料理中にふと無気力になったり、マイペースに生活してる女子高生が彼女持ちの幼馴染をボンヤリ眺めるシーンは読んでいてなんとも言えない気持ちになりました。どこが面白いと上手く言えないけどオススメです。

絵もお話もじんわりと暖かい雰囲気で、心がほっこりする作品です。年の差の二人で、趣味が共有できるのが少し羨ましくなります。