レビュー一覧

女の執念や妬みは時代を超えても変わらないと改めて痛感。怖い。

こわい悪女の凄みが足らなくて、なんか消化不良。ミステリー的には先が見えなくて面白かった！

　こんな怖い女が居たのですね。実話を上手く、漫画に昇華させた作品です。各人物のその後が知りたくなりました。

なんとなく読んでみたら近所で起こった事件の話でした。今は誰も知る人がいないかも。今もここには長屋がありますがさすがに当時のものではないですよね…

小笛事件を描いたノンフィクション漫画で、生々しい人間関係が上手く描かれています。

ザラっとした不快感が残るのは、だらだら女と関係を続ける男の優柔不断さのせいだろうか？ 眠たくなるほど退屈な作品です。

このストーリーは実話をもとに作成されたのことですが、いつの時代も女は怖いと思います。

1巻読了。いつの時代にもある男女の痴情のもつれのようですが、刺激の少ない大正時代なら世間の関心は長らくこの事件に留まったでしょうねー。無理心中にしても殺人にしても直接関係ないのに巻き込まれた小さい女の子二人がかわいそう。

どんどん怖くなりそうな感じがします。大正時代ってこんなことあったのでしょうか？

この事件のことは知りませんでしたが、無料の１巻を読んでから、Wikipediaを読んで興味を持ち、その後2〜３巻を読んでみました。Wikipediaよりもマンガの方がすっきりと分かりやすく（Wikiに出ていない情報もあり）、「自殺を装った殺人を装った自殺」だったのだ、しかし広川が獄中で「自分に何も罪が無かったとは言えない」と考えたのも確かにその通り…と思えます。いまだにこんな実録マンガが描かれること自体、小笛の願った通りになったということですね。この事件後の広川がどう生きたのかが気になります。