レビュー一覧

微妙な感じ。他の作品ももっと読みたい気もするけど、今回はちょっといまいちな感じでした。

表題作は、ありふれた日常の中で、10年の歳月が流れても色褪せない恋の記憶。ずっと思い続けている一途さに、思わずホロッときました。大人な恋愛を描いた、心理描写の優れた短編集ですが、特に、第２話の余韻がよくて、現実的で大人な恋愛小説を読んでいるかのような錯覚になりました。現場の第一線で、お互いがライバルなのに、彼女は難病の母親の看病で、総合職を諦めて、転勤のない定時で帰れるエリア職に配置を変えてもらったことを、ライバルでもありお互いに心を想いあっていた彼氏にも告げられず、何も知らない彼氏が栄転して別離。何年後かに、再び同じ勤務地で、彼女の境遇を知った彼氏が、彼女に今まで抱いていた本心を、長年の恋心を改めて伝えるシーンは、大人だから、家庭の事情をあえて飲み込まざる得ない、家に縛られていた彼女の心の奥底に埋めた感情を表面に浮上させて、しんみりと、じわっとして、決して派手ではないけど、落ち着いた恋愛模様がとても良かったです。時々、読み返したくなる秀作だと思います。

色々なパターンがあって面白かったです。美術館の話はなくても良かったかなという感じですが、タイトルのお話は30代、40代とか年月が経ってその時の事を思い出したりする切ない気持ちにもなりました。

作者さん買いです。どの作品も　最後に　ホロリと泣きたくなりました。悲しいわけではなくって、感動したり、感銘したり、感情移入して彼女の気持ちになって　心がジーンとしたのもありました。

心に刺さるお話が大好きです。何気ない日常の中で見落としていたり見ないフリしたりしていることが本当はとても大切な事なのだとしみじみ思います。

短編集ですが内容もしっかりしていて面白いです。絵もキレイ♡

前に読んだお話もあったりしましたが、やっぱり良かったです。素直になれない感じもまた良かった。

どのストーリーも良かったなぁ〜“夢を照らす…”泣けました。現実味があって…代表作“10年後…”切なさ過ぎる！もっともっとお互い素直になりなさいよ！って思っちゃうぐらいヒーローとヒロインの距離感が切なくて…最初から最後までジワジワ泣けました。

評価低いのはなんでなんだろう？ 悲しいです、だって、大好きな作者さんで、どれも 雑誌掲載の時に読んだことがありますが、こうやって、まとめて 持っていて、いつでも 読みかえせるので、十分、価値があると思い購読しました。どの作品も 最後、ちょっ と ホロっと泣きそうになります。いや、泣いた作品もあります。男性が ほんと 女性のことを思っている言葉を最後ドカーンと落としていってくれので、こっちまで、ハートを持っていかれます。好きーって叫びたくなります、笑。二つ目の作品なんかは、女性に起こったことが かなり リアルに思えて、感情移入して読みました。切ないですね、まぁ、結果 オーライなんでよかったですけど。この作者さんの描く短編は、リアル感があって 好きです。リアル感があるので、セックすしているシーンも なんか 愛おしさが溢れているように感じます。恋愛小説みたいな作品です。沢山のヒトに読んでもらいたいです。

絶対絶対そのうち浮気をさらっとしそうな男の人ばかり