レビュー一覧

九堂の過去編があり良かったです。子供が育つ環境って人格形成に直結するものだなあと思い、だからこそ血で繋がらない家族という形にそれぞれ命をかけるのかも知れません。

二作目、怖いもの見たさで読んじゃいました。笑。九堂の過去が分かる前半と、毎度の浅はかな廉の行いでのお痛が後半。前作もおもったのですが、個人的にフィストってそんな簡単には出来ないと思うのです。その辺りが少し軽い描写なのが毎回気になりますが…好奇心旺盛な、エログロＯＫな読者向けの作品である事は変わりません。

廉が学校に行きたいと駄々をこねてるほっこり回かと思いきや、廉の浅慮が原因で大変な事に。まだまた17歳で学校退学になるようなアホな子だったとしてもハード過ぎる、しかもここで終わるのーって感じです。早く3巻読まないと。

お仕置きまでこれですか?愛情表現を知らない小学生並みの表現方法だなー。

大好きです。獣姦からの展開は、ファンタジー感強めですが、そこを普通に読まされしまい、壮大に感情移入してしまいました。緩急がすごくて、笑えるし、映画的なエンタテインメントです。ちゃんとみんなに落とし所があり、ハピエンです。（本人が幸せなら、全部ハピエンの理論）ここまで振り切れると、読後は爽快です。

星5では足りない。なぜ九堂が廉にあそこまで惹かれ執着するのかの謎がこの巻で解けました。九堂がどうしても踏み出せなかった一歩で弟を失った呪い、それを易々と飛び越えたのが廉だったんですね。前巻で、廉がチキンレースでくそ度胸をみせて弟を容赦なく犯した現場を見ただけで惚れたの?廉に真の極道の器を感じたんかなと思ってましたが違かった。もっと深かった。こりゃあ廉はもう逃げられんなあ。そりゃ血も肉もしゃぶりつくされるほど執着されるわな。九堂の愛情は常識も異常の域でさえ凌駕してます。だから体力気力のある時に読みましょう。しかし、この壊滅は、発熱した廉に対する九堂の溺愛が堪能できて大いにデレました。

たまりにもないようにがすごすぎて、読むの途中で断念してしまいました。

廉は人外とも出来はる♂だと今回証明してくれました。衝撃はありましたがヤッパリ的な思いもあったのも事実です。そして廉と九堂との濃い結び付きを堪能しました。次巻を読むのが楽しみです。九堂の過去"覚醒"にて兄弟が不憫でしたが、智司の最期が穏やかな顔のまま逝った所では泣きそうになりました。

れんの甘さが命とりになり、彼だけでなく、九堂、そして組をゆrがす大事件になっていくのは残念な事ですが。結構時間潰しには持ってこいです

九堂の耳のエピソードを読めました。私的にはちょっとグロくてキツかったです。